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春ノ中国山地ヲ散策ス…(山菜編)

春は色々な山菜が採れるシーズンです♫
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自身が展開してる釣りに関しては夏から秋がハイシーズンですが、山菜採りに関しては春がハイシーズンになります^^

…もう少ししたら山菜採り2021シーズンが始まります。
今シーズンはどんな山菜たちと出会えるか楽しみでウズウズしっぱなしです♪
…ってコトで今回のブログは釣りから離れて「春の山菜採りについて書き綴っていきたいと思います。



2020年の春はコロナ騒動で外出自粛とか県を跨いだ移動の自粛とか大騒ぎになってましたね。
…未だに続いてますが…
運悪く罹患された方やそのご家族、患者の出た県・地域から来た人、治療に関わる医療関係者の方々に対して差別的発言や行動をしたり、「自粛警察」なるイミフな人間が多数出てきたり…とコロナ禍の中で人間の本性…っつか「為人(ひととなり)」が垣間見えたよーな気がしてコロナ本体よりも気持ち悪かったのを今でも覚えています。
…コレも未だに続いてるみたいですが…


…まーそれはさておき(笑)

自粛ムードが立ち込める2020年の春、ワタシ個人は一人山に入って草花を愛でておりました♪
ワタクシ、釣りと並行して山菜採り(山の散策)がライフワークになりつつあります。


尚、山菜採りに関しては釣りと同じく暗黙のルールが存在します。
■私有地・立ち入り禁止エリアで採らない
■採り過ぎない
■採取の際に枝を折らない・木を切らない
などなど…

いつまでも山菜採りを楽しむ為には
「翌年も同じエリアで採取出来るようするにはどうしたら良いか?を常に考えながら採る」
これが重要です。
それを念頭にすれば私有地に入ったり、採り過ぎたり、枝を折って枯らしたり…といった行為は出来ないと思います^^

昨年のニュースで目にしたのですが、採った山菜をメルカリなどで販売する行為が問題として取り上げられてました。
ニュースでは乱獲や私有地での無断採取に繋がってると言ってましたが、中にはそうした「後ろ暗い状況で採取」した山菜が出品されているのはほぼ間違いないと思います。
まぁ…売るほうも売るほうですが、匿名の人物から出所の分からない生鮮食品を買うほうも買うほうやな…

このブログを見てる皆さんは「暗黙のルール」を順守される方であると信じております♪









山菜採りは雪が残る時期から始まります。
毎年2月からスタートしており、2020シーズンも2月から、そして今シーズンも2月から積極的に山に入ろうかなと思っています。
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中国山地の早春、標高の高いエリアにはまだ雪が残っています。
一見すると生命感のない静寂に包まれた景色に見えますが、目をこらし、耳をすませば「春の到来」を予感させる事象に出会うコトが出来ます。
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一つ一つの事象は小さなモノですが、見つける度に心が湧きたつ…そんなシーズンです^^




そんな早春の中国山地で最初に探すのが「フキノトウ」
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フキノトウは独特の風味を持つ山菜。
ゆえに好き嫌いが大きく分かれる山菜とも言えますね。

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雪の下から掘り出すのを想像する方も多いかと思いますが、ワタシは手が冷たくなるのがイヤ(笑)なので雪が解けたエリアで顔を覗かせてるフキノトウを探して採取します。

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…結構色んなトコに自生してますがその土地によって大きさはマチマチ。
食べる分には大きかろうが小さかろうが味に大差ありませんが、採るコトだけを考えたらやっぱり大きいサイズを欲してしまうのは人の性(サガ)ってヤツですね^^

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ウチでは最初に採れたフキノトウだけ天ぷらに、以降はフキ味噌にして食します。
あまりバクバク食べる山菜ではありませんが、その独特の風味は「春」を強く感じさせてくれます。

因みに茎(厳密には葉柄(ようへい)と言います)の部分を食べる「フキ」はフキノトウと全く同一の植物です。



早春の山間部でフキノトウと同時に探すのが「ワサビ」
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今回はあくまで生育+分布の確認が主目的。
予想通り…ではあるのですが、雪が残る早春だとまだまだ小さいっす。
もちろん採って食すコトは可能ですが、もう少し葉が大きくなるのを待ってから採取です♪

因みに自然に生えてるワサビを見つけても掘り起こしたりしないでおくんなまし。
自生してるワサビの場合、まず立派な根茎(すりおろして食べる部分)はありません。
あれって人の手できちんと管理されているからこそ立派に成長できるんですわ。
それに掘り起こしてしまうとそのワサビが絶えてしまうコトに繋がります。
中には「株分け」の知識を有してる方もおられるかもですが、まぁ全部持って帰る人が大半かと。
…だから年々自生地が減ってるワケっす。
ワタシは毎年採取&食味を楽しみたいので絶対に掘り起こしたりせず、なおかつ株を枯らすコトのないように十分注意しながら葉・茎・花を採取しております。
お陰で自分が見つけた自生地では毎年ワサビ採りを楽しむコトが出来てます♪









さて、3月になりました。
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おっ「カンゾウ(萱草)」を発見!!
このカンゾウ、一度特徴をつかんだらアチコチで見つけるコトが出来る「山菜採りレベル1」の山菜です。
※注:当ブログ内の「山菜採りレベル」はワタシが独断と偏見、体験に基づいてつけてるランクです♪

カンゾウはクセのない山菜。
あまりにクセがないので「味気無い」とゆー評価をされる方もおられるようですが、意外と身近に自生している山菜であり、採取は非常に簡単♪

採ったらまずは水洗い。
根元の葉が重なってる部分に土や汚れが入り込んでる場合があるので念入りに‼︎
アクが無いのでサッと湯通しして酢味噌和えにして食べるとグーです^ ^

山菜採りビギナーの方に最もオススメする山菜の一つがこのカンゾウでございます♫



里山の道沿いでは「アサツキ」を見つけました♪
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アサツキは簡単に言えば細いネギ。
ウィキペディアなどで調べると「苦みや辛みが強く薬味には向かない」って説明されてるんだけど、ウチではしっかり薬味として大活躍してくれます♪
確かに一般的なネギと比較して若干苦みのような風味を感じるコトがありますが、それが野生の風味&アサツキの良さと解釈しており、全然気になりません。

食べ方は…刻むだけです(笑)
牛肉やカツオのタタキに添える薬味としては最強だとワタシは思ってます。
また、スッポン鍋をした後の〆の雑炊に入れる薬味としても超イケてます♪
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アサツキはある程度群生して生える傾向があります。
その群生スポットをいくつか見つけてるので、ワタシはそのスポットをローテーションしながら採取してます。
鱗茎(球根)を持つ植物なので鱗茎を残すように採取すれば来シーズンには復活します。
鱗茎も食べれますがワタシはネギ部分を食べるのが好きですし、毎年採りたいので鱗茎は残すよう心掛けています。




2月に見つけたワサビは小さかったのですが、それから約1か月ほどして再チェックしてみたら…
「ワサビ」が良いカンジになってますわ♪
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もう一度言っておきますが、これだけ立派に成長してても根茎は非常に小さいので掘り起こさないよーに!!
どうしても根茎をサメ皮ですりおろして食べたいのであれば店に売ってるのを買って下さい(爆)

葉の枚数も大きさもグンと成長して花も咲いてます。
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この花も美味いんだよなー♪
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採取は食べる分だけ。
それも株を枯らさないように一点集中採りは避けて1株の葉は6割以上残すように…
何度も言うけど株は決して掘り起こさないコト!!
そうすれば来年も同じエリアでワサビの愛らしい姿とその食味を楽しむコトが出来ます♪

採ったワサビは下処理の後に麺つゆ漬けにして食すのがバンダナ流。
下処理の方法は…ググって下さい(笑)
上手く下処理が出来たかどうかであのツンッ&ピリッとした辛みが出るかどうかが決まります。
あと、きっちり密閉出来る容器も必要です。

なお、お漬物のように熱々のご飯と一緒に食べるのも良いですが、お茶漬けの具としてもグーです(笑)









4月です。
雪はすっかり解けてなくなり「シュンラン」などの山野草も花を咲かせる最もナイスなシーズンです♪
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山野草に関しては…また別ブログでも作るかな?


4月は様々な山菜を採るコトが出来るシーズン。
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毎年立ち寄ってる河川敷では「コゴミ」が盛期を迎えておりました♪

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コゴミは「クサソテツ」と言う植物の俗称であり、根元から出てくる新芽を摘み取って食します。
クルクル丸まってるのが新芽でございます。
コゴミは生命力の強い山菜。
次々に新芽が出てくるので少々採り過ぎても枯れるコトはありませんが、1株に最低1~2個は新芽を残すようにして採るのがバンダナ流。

採ったコゴミは水洗いをしてからサッと湯がいてマヨネーズを付けて食べたり、他の山菜と一緒に天ぷらにしたりして食します。

このコゴミ、アクも強いクセもないので万人受けする山菜。
…ですが、どーもあの丸まったフォルムがコガネムシやカブトムシの幼虫を彷彿とさせるんだよねー(笑)



山あいの清水が流れる沢にはワサビ以外に「クレソン」も自生してます。
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クレソンの正式名称は「オランダガラシ」
「カラシ」と名が付く通り、食べるとピリッとした辛みがあって肉料理の付け合わせによく利用されます。
生のままで食べれる山菜ですが、日本固有種ではなく外来種と呼ばれる植物で旺盛な繁殖力があります。
気候がマッチすれば爆発的に増えるので地域によっては厄介者扱いされますが、幸いなコトにワタシの住む地域では適度な量自生してますね。
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生で食べれるので下処理は必要ないと言えますが、寄生虫が付いてる場合があるようで自生しているクレソンに関しては加熱するコトが強く推奨されています。

…ワタシは洗ってから生で食べてますが…

クレソンに関しては乱獲とか採り過ぎとかいった概念は気にしなくても良いかなとゆーのが個人的見解です。
ただ、採り過ぎてそのエリアのクレソンが無くなったら自分が困ります(笑)




里の道沿いには「シャク」が自生しています。
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ごくごく普通&沢山自生してるので最初は雑草の一つだと思ってました。
…が、山菜採りに興味を持つと同時に目につく植物を片っ端から調べている内にこの植物が食べられる植物のシャクだと分かりました。

食べ方ですが、若い葉の部分を摘み取って天ぷらにして頂いております^^
…ただ、2020シーズンが初採取&初調理だったので口にしたのはごく少量。

ワタシはまあまあ無鉄砲(笑)だと自覚しておりますが、初めての山菜に関しては十分に注意しながら食すようにしています。
このシャクに関しても似たような毒草が存在しており、書籍やネットを駆使して間違いないと確信を得てから採取しましたが、更に万全を期す為に食べる際は少量にとどめます。
…なので肝心の食味については「美味でした」と言うだけにしときます(苦笑)
まぁ揚げたての天ぷらをバンダナ家特性天つゆで食べるとC級の素材でも十分に美味いんですけど♪

シャクに関しては完全にバンダナ山菜リストに入りましたので2021シーズンはしっかり採ってしっかり食べて味わいたいと思います^^





4月後半、GW頃からは山菜の王様ともいえる「タラの芽」や「コシアブラ」が取れだします^^



まずは「コシアブラ」から
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このコシアブラは独特の匂いとやや強めの苦みを持つ山菜でどっちかといえば大人向き(笑)

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中国地方では「バカの芽」と呼ぶ人も多いのですが、その名の理由は「バカみたいに採れるから」だそーで…
ワタシはその呼び方がどーも好きになれないので敬意をもって「コシアブラ」と呼んでいます。

「タラの芽」と区別がつかないって方も多いみたいですが、明らかに別モノです。
…とは言え、ワタシもはじめの頃は区別が付かなかったんですけどね(笑)
何度も間違いを繰り返しながら徐々にそれぞれの特徴を把握し、今ではそこそこのスピードで走ってる車の中から見つけるコトも出来るようになりました♪

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コシアブラの木は非常に高くなりますが、幹も枝も細く折れやすいので採る際は注意が必要です。
高いトコロのコシアブラを採る際、ワタシはタモの柄の先端にL字型の金具を取り付け、それを枝に引っ掛けてゆっくり寝かせてから芽の部分を摘み取ります。
そうしたアイテムを使っても採れそうにないと判断したらサッと諦めて別のコシアブラを探します。
逆に背の低い若い木の場合は非常に採りやすいですが、全ての芽を摘み取るのは厳禁!!
必ず5割程度は芽を残すようにして摘み取って下さい。

あまりに高くなった木を切り倒してまで採ろうとする輩もいるようですが、それこそ「バカ」って言いたくなりますね。
切り倒して採れば「その時」だけは満足出来るでしょうが、以後採れません。
そんな短絡的な考えしか出来ない人間は採るよりも買って食べたら良いかと思います。
それは魚釣りでも思いっきり当てはまります^^


コシアブラの食べ方としては天ぷらが一番万人受けしやすいかと思います。
先述した通り苦みがあるのですが、天ぷらにすると苦みが緩和されます。
それ以外にも「おひたし」などの食べ方がありますが、バンダナ一押しはフキ味噌ならぬ
「コシアブラ味噌」
作り方はフキ味噌と同じ(詳細はググって下さい)
コシアブラ独特の風味が味噌にバッチリ合うんですわ♪
作ったコシアブラ味噌は熱いご飯の上にのせて食べても良いし、水気を切った豆腐に乗せて焼く「田楽」にしてもベリーグーですのでコシアブラを採ったら是非お試し下さい!!




続いては「タラの芽」
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知名度とその食味の良さから「山菜の王様」とも呼ばれる山菜です♪
「春の山菜=タラの芽」と言っても過言ではないかもです。
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タラの芽(タラの木)は日当たりのよいエリアでよく見かけます。
道路端でもよく見かけるのですが、それは道路を管理する方々がタラの木を避けて除草・伐採をされてるってゆー側面があったりするんですわ。
お陰様で車を走らせてる時でも簡単に見つけるコトが出来ます♪

採り方ですが芽の根元部分をもってポキッと折るようにして採ります。
写真を見て頂いたらお分かりの通り、野生のタラの木は全体に鋭いトゲが生えています。
手袋をしてても刺さって痛い思いをする時がありますが、その後の「楽しみ」のコトを考えたらそんな痛みなんて微々たるモノですわ♪

タラの木は大きく成長するので手の届かない高さにタラの芽が出ている場合があります。
中には木を切り倒して採る輩や枝を折って採る輩がいるので困ったものです。
ココでもう一度山菜採りのルールのおさらいです。
「採取の時に枝を折らない・木を切らない」
高く成長したタラの木の先端に付く立派なタラの芽…
どうにかして採りたいという気持ちは十分理解できますが、次に繋がらない採り方は絶対にやるべきではないとゆーのがワタシの考えです!!

あと、木からタラの芽を全て採らないように!!
採り過ぎると木自体が枯れます。
また、タラの芽は木、枝の先端から上向きに出ている「一番芽」、その脇からやや斜めに出る「二番芽」と順に芽が出てきます。
採るのは一番芽のみにとどめ、二番芽以降は採らないよう注意して下さい。
(二番芽まで採っても良いとゆー情報もあるのですが採らないほうが無難す)
これも翌年も採取する為の配慮です。

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ワタシも毎年沢山のタラの芽を採っていますが、採り尽くさないよう気を付けながら採ってます^^
毎年同じエリアでも…ですが、同時に新たなエリアを開拓するコトにも余念がありませぬ。

タラの芽の食べ方ですがやっぱり天ぷらが一番かなと思います。
炒め物やおひたしでも良いみたいですが、バンダナ家では天ぷら一択です。


…あ、そうそう。
お店で売ってるタラの芽って栽培されているモノが大半だって知ってました?
栽培されてるタラの芽(タラの木)はトゲが無かったり少なかったりする品種がほとんどで収穫しやすくなっています。
また、枝を短くカットして水耕栽培する方法もよく用いられます。
…決して悪く言う意図はありませんが、その栽培されてるタラの芽って野生のタラの芽に比べて風味や香りが物足りなかったりするコトが多々あります。
お店でタラの芽の天ぷらが出てきた時に「あれ?なんか物足りない…」って感じるコトが多いんですわ。
機会があれば店で売ってるタラの芽と採ってきたタラの芽を食べ比べてみて下さい。
ワタシが言ってるイミが理解できると思いますよ^^


尚、野生のタラの芽は大きさや形がマチマチでほぼ100%虫が付いてます。
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「ドウガネツヤハムシ」ってゆーハムシの一種で無害なんですけどね♪
ハムシ君はハカマ(芽の根元部分の固い葉のような部分)を外して流水で洗えば簡単に取れます。

自然に生えてるタラの芽は基本的にサイズ&形がふぞろい+もれなく虫が付いてます(笑)が、非常に美味しいのが最大の特徴&魅力です!!




続いてはもう一つの山菜の王様「ワラビ」です♪
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食べる際にアク抜きが必要なので少々手間のかかる山菜ではありますが、ウチでは積極的に採る&食べる山菜ですね。
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2020シーズン初のワラビ遭遇は3月末。
ヒョロヒョロのヤツばっかりでしたが、シーズン初遭遇はやっぱ嬉しいものですね♪
それから約3週間後、毎年通う「ナイスワラビエリア」でワラビ狩りっす。
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陽当たりが良く、肥沃な土地には立派なワラビが出ます♪
そうしたエリアをいくつか見つけており、毎年ワラビ採りを楽しませて頂いております。

ワラビは人気の山菜だけに採る人も多く、しばしば採られた後にエリアINするコトがあります。
しかしながら、ワラビは次々生えてくるので日を改めてチェックしたら顔を出してるかもです。
「次々生える」性質を考えたら少々採り過ぎても許される…かな?
また、ワラビって採り尽くしたと思っても意外と残ってるんです。
ワタシもかなり手練れのワラビハンターだと自負してます(笑)が、ワタシの採り歩いた後を追走する同行者に採りこぼしを見つけられるコトがしばしばありますね。

ワラビは成長が非常に早く、あっという間に葉を広げてしまいます。
葉の広がったワラビは採らないようにして下さいまし。
そうすれば、しばらく後に胞子を飛ばして周囲に新たなワラビが出るきっかけになります。


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ワラビは山菜の中でも強いアクを持つので「アク抜き」が必須です。
バンダナ家ではワラビの上に重曹を振りかけ、その上から熱湯をワラビ全体がつかるように注いで一晩放置。
茹でるのは絶対NG!!(グズグスに柔らかくなります)
なお、「粗熱を取ったお湯を使うべし!!」と言う人もおられますが、バンダナ家では沸騰したお湯をぶっかけてますね。
そうして翌日、重曹水を捨てて真水に浸します。
その真水も数時間おきに2~3回換えたらアク抜き完了です。
すぐ食べるのであれば水気を切ってジップロック等に入れてから冷蔵庫にIN。
保存する場合は水気を切ってジップロック等に入れて袋の空気を抜いてから冷凍庫にIN。

食べ方は煮物が一番ワラビの風味を楽しめるのでオススメです♪
バンダナ家ではジャガイモや厚揚げ、レンコンなどと一緒に煮物にするのが定番です。

因みにワラビのアクの成分には発ガン性があると言われています。
それだけ見れば怖いのですが、アク抜きしてないワラビを毎日350g程度食べるとガンになる計算だそーで。
どんなに山菜好きでもその量を毎日食べるのは無理ですし、そもそもアク抜きしなければ「ワラビ中毒」になっちゃいます。
なのできちんとアク抜きさえすれば安心して「春の味覚」を楽しむコトが出来ます♪









5月です。
「フキ」を採りに行きました♪
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フキ自体はアチコチに自生してますが良いフキを見つけるとなればエリアはかなり限定されます。
まーワタシはいくつか「ナイスフキエリア」を知ってますけどね(笑)
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中国山地で傘になるレベルのフキを探すのってまあまあ苦労するんですけど2020シーズンはフキの生育が良かったようで一撃でナイスフキを採るコトが出来ました♪

フキは一つの株から何本か伸びています。
採る時は半分残すようにすれば枯れずに来年も採るコトが出来ますよ。
そろそろ耳にタコが出来ちゃうかもですが、何度でも言います。
「山菜を採る時は絶対採り過ぎないコト!!」

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フキは手で折って採っても良いのですが、ワタシはナイフでカットして採ってます。
フキはアクの強い山菜の一つであり、素手で採取すると手にフキ独特の匂いが付きます。
ワタシは気になりませんが、気になる方は手袋をしてから採取に臨んで下さい。

採ったフキはアク抜き+下処理が必要です。
バンダナ家ではサッと洗ってから塩を多めに振ってからまな板の上で転がすようゴリゴリ(板ずりと言います)します。
次に大きな鍋にたっぷりのお湯を沸かしてからそれに入るようにフキをカットして塩が付いたままの状態で湯の中にINします。
5分程度(細いフキならもっと短く)茹でたら取り出して冷水で冷まします。
これでアク抜きが完了すると同時に皮が剥きやすなりました。
次に皮を剥きます。
一方向から皮を剥いたら今度は反対側から皮と筋を剥きます。
これで下処理は完了です。

下処理したフキはすぐに調理するのをオススメしますが、保存する場合は真水に漬けたままの状態で冷蔵庫に入れて下さい。
毎日水を交換すれば4~5日程度保存できます。

食べ方はフキ独特の風味が楽しめる煮物が良いですね^^
昔はその風味がどーも苦手だったんですが、今は採って食べるのが楽しみになっております♪



おおっ!!「ハリギリ」発見!!
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中国山地でも沢山自生してるらしいのですが、ワタシは今回を含めて2度しか見つけたコトがありませぬ。
2020シーズンもこの1個だけ発見するにとどまっており、大切に食しました。

山菜を見つけるには「慣れ」が必要です。
その山菜の特徴や自生するエリアの特徴を把握し、読み通りに見つけれるよーになるとワタシは「○○の目を獲得した」と呼んでおり、どーやらワタシは「ハリギリの目」は獲得できていないよーでございます(涙)
でも近い内に必ず…!!

因みにこのハリギリ、一見するとタラの芽にも見えなくはないですね。
木もタラの木と同じように表面がトゲだらけですが、タラの木と違ってトゲの一つ一つが大きいのが特徴。
そのトゲは木の成長と共にコブ状に変化します。

ハリギリはタラの芽と同じように大きく開く前の若い芽を摘み取って食します。
一つの枝から複数の芽が出ますが、採るのは一番先端の芽だけに留めておくと2番目、3番目の芽が芽吹いて成長します。

ハリギリの食べ方ですが、ググると天ぷらやおひたしなどが出てきます。
アクが強いのですが、天ぷらにする場合は特にアク抜き処理は必要ありません。
おひたしにする場合は2~3分茹でてから冷水にさらすと水が緑色になるのでそれがなくなるまで水を交換すればアク抜き完了です。
1本だけ採った貴重なハリギリ、バンダナ家ではアク抜き後におひたしをして食しました。
アク抜きをしても独特の風味と苦みが残っていましたが、それが「大人の味」って感じでワタシは非常に美味しく感じましたね♪
惜しむらくは量が少なかったってコトなので何とか「ハリギリの目」を獲得してガッツリ食べたいと思います。









6月になりました。

もう「春」ではなく初夏ですね。
雪が残る頃から始まった山菜探しも6月で一つの区切りがつきます。
釣りの方はワタシが情熱を傾ける根魚ゲームが本格シーズンを迎え、ワタシの意識が山から海に向かう転換期ともいえる時期です。



「秋までこの風景とはお別れかな…」と思いつつ、山の中を走ってると「淡竹(はちく)」を見つけました♪
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何年も行き来してる定番回遊コースで確実にワタシの視界の中に入ってたハズなのに全然気付きませんでしたわ…
何気に車から降りた時に偶然見つけちゃいました(笑)
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淡竹のタケノコは先端部分が独特の形状をしてるのが最大の特徴。
採り方は根元部分をポキンと折るだけです^^

タケノコに関しては採り過ぎによる枯死とゆーリスクはほぼ無いと思われます。
だからといって「採りまくれ!!」とゆーイミではないので誤解なきよう…
常識の範囲で採取を楽しんで頂ければ良いかと思います^^

一般的なタケノコ(主にモウソウチク)は相当若いものを除いてアク抜きをする必要がありますが、淡竹のタケノコに関してはアク抜きをする必要が無いとされます。
…が、ワタシは一応アク抜き処理を行ないました。
ちなみに淡竹のアク抜きは茹でて水にさらすだけなので簡単す♪
(詳しくはググって下さいませ)

食べ方ですが、バンダナ家では煮物と炒め物にして頂きましたがいずれも非常に美味でした^^
淡竹って生の状態でも結構柔らかいのでゴリゴリした触感のタケノコが苦手な方にもオススメです。

2020年「淡竹の目」を獲得!!
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淡竹の目を獲得して以後はアチコチで淡竹と出会うコトが出来るようになりました。
2021シーズンもせっせと採って色々な料理に挑戦してみたいと思います^^

因みに「はちくのいきおい」ということわざの「はちく」は淡竹のコトではなく、竹が一気に割れる様(破竹)のコトを指しますのでお間違えなきよう…




2020年6月、既に時期を逸してたものの、また新たな山菜との出会いがありました^^
それは「イラクサ」
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正式名称は「ミヤマイラクサ」
別名「アイコ」とも呼ばれるこの山菜は葉や茎に小さく鋭いトゲを持ち、そのトゲには毒があります。
毒は強くありませんが、トゲが刺さると結構痛く、人によっては刺さった箇所がミミズ腫れ状態になり、しばらくすると強いかゆみも出てきます。
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痛みもかゆみも長続きしませんが、体質によっては強い症状が出る可能性もありますので採取の際は手袋を着用して刺さらない(刺されない)ように気を付ける必要アリです。
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…と言いつつワタシも採る際に油断して何度も痛い&かゆい思いをしました(笑)

タラの木やノバラのトゲとは異なる鋭い痛みとその後の強いかゆみは「さすがイラクサ」ってカンジですが、採るのに夢中になってる内に痛みもかゆみも消えてましたね。
「イラクサ トゲ」とかいったワードでググったらトゲが刺さった時の対処法が詳しく掲載されていますが、個人的には「ツバでもつけてほっとけば勝手に治る」とゆースタンスです^^

可食部は若い芽と茎部分。
トゲ&毒は茹でると全く気にならなくなります。
アクはほとんどないので茹でるのはアク抜きよりもトゲ処理の意味合いが強いですね。
武装した山菜なので大雑把な風味かと思いきや、非常に上品で万人受けする山菜だと感じました。
ただ、採るタイミングが遅くて成長し過ぎてたのが残念無念。
採ったイラクサは若芽が無く、茎は筋(繊維)が際立つものが多くてイラクサの真価を見極められなかったんです。
…でも場所はしっかり把握できたんで今期は良いタイミングで…♪




春の山菜採りラストを飾るのは「シオデ」でございます^^
毎年6月中旬から下旬にかけて採取してる山菜です。
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正式名称は「タチシオデ」
その姿や食感がアスパラガスに似ているので別名「山のアスパラガス」とも呼ばれます。
ワタシは山菜全てが好きですが、シオデは特に好き…っつか思い入れの強い山菜ですね。

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知人からその存在をお聞きし、探し始めたものの全く見つからない…
絶対数が少ないコトに加え、単独で自生するので見つけるまでホントに苦労しました。

初めて採取に成功してからも「その次」に中々遭遇出来ず…でしたが、あきらめずに探し続ける&見つけた時の状況を精査する中でシオデ採取の条件を発見し、ようやく「シオデの目」を獲得!!
お陰様で毎年シオデ採りを楽しませて頂いております♪
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シオデを探す時に重視するのは「水の流れ」
渓流(川)の沿いに自生するコトが非常に多く、新規エリアでシオデを探す際は常に水の流れを意識しながらその周囲をチェックするようにしています。

シオデはツル状の山菜で土から出始めてしばらくは1本で直立して成長しますが、ある程度成長が進むと他の植物に寄りかかってヒゲを絡めながら伸び、ツルの先端部は分かれ始めます。

可食部は先端の柔らかい部分。
土から出始めた時を狙って採るのが一般的なよーですが、ワタシはツル分かれする位に大きく育ったシオデの先端部を採っています。
ナイフなどでカットして採ると加食不可の固い部分まで採ってしまう時がありますので、手でポキンと折れる部分から採るようにすれば良いですね。

尚、複数に分かれた先端部の半分は必ず残すようにして下さい。
それで枯死を防ぎます。
そうするコトで毎年同じスポットでシオデと再会できてますね♪
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食べる際に関して、アク抜きの必要はありませんが、食べやすくする意味でサッと茹でます。
「山のアスパラガス」と呼ばれるだけに食べ方もアスパラガスと同じ方法が良いです。
バンダナ家ではサッと茹でたシオデをベーコン…ではなく豚バラ肉で巻いて塩コショウで炒めてからソースをかけて食べてますね。
シンプルにマヨネーズをつけて食べてももちろんオッケーですよ^^
味もアスパラガスに似ていますが、アスパラより美味だと個人的には思います。

タラの芽を紹介した時にも述べましたが、栽培する野菜(山菜)よりも自然に生えてる野菜(山菜)の方が確実に味に深みがあると感じますね。
ゆえに山菜採り+山菜食はやめられないワケです♪









このブログを書いてると、今すぐに山菜採りに行きたくなりますね(笑)
ですが、ワタシが山菜を探す主エリア(広島県北部)は今現在(2021年1月末)、雪に閉ざされています。
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本格的に探すのはもう少し先になりそうですね。



山菜採りは釣りと同じくらいに「深い」と感じてて、それがワタシのハマる要因です。
更に
「分からないコトが多い」
「未開拓の部分が多い」
のもハマる要因ですね。
今までの自身の行動で例えるなら
「黎明期の根魚ゲームの時のようなドキドキ+ワクワクに近い感覚」
が今やってる山菜採りにあると感じています。
「人と会うコトが少ない」のも単独行動を好むワタシとしてはうれしい点ですね^^

今シーズンはどんな山菜と出会えるのか?
楽しみで仕方ありません♪

当ブログでは釣りブログと並行して山菜ブログも随時構築していきたいと思いますのでご興味があれば見てやって下さい^^












tag : 山菜採り 山歩き

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