如月ノ山海ヲ巡ル…(釣行記+山菜採り)
2021年、早くも2月になりました。
…1月は何気にバタバタして釣りに行けなかったんだよねー(滝汗)
ワタシにとって冬のメインターゲットは島根山陰エリアのアジメバ。
特に浜田方面のアジは脂がノリノリなんでメバルよりも積極的に釣りたい魚だったりして(笑)
ただ、釣れる場所が限定されてたり、タイミングが結構シビアだったりします。
…まぁワタシの腕&経験値が未熟ってのもあるんですが…
そんなワタシがアジを狙ってよく行くのが
「三隅火力発電所波止(通称:火電波止)」
ココは日中の通常渡船のほかに冬季限定(11月頃~3月頃)までの期間、夜の渡船が行なわれております。
夜の渡船は午後9時までとなっており、ワタシ達は「夜の部」と呼んでますね。
因みに火電波止の手前に「東波止」もあってこちらも夜の部で渡るコトが可能です。
以前は良型メバルが良く釣れたのですが…今は見る影もない状況です…
東波止でもアジは釣れますが、積極的に狙っていくのであれば火電波止に渡るのが吉ですね♪
三隅火電波止へ渡してくれる渡船屋さんは
「中本渡船さん」⇒ yoshimimaru.livedoor.blog
「辰丸渡船さん」⇒ tsurimonogatari.com/tatu.htm
の2つがございます。
ワタシは昔から中本渡船さんにお世話になっておりますが、辰丸渡船さんも良い船長が渡船してくれますよ♪
【海編 -SEA-】
2021年の初釣行はアジを狙ってみようと画策。
そして釣行日の1月31日を迎えたものの、荒天で渡船中止だったとゆー(爆)
思いっきり肩透かしを食らったカンジですが、丁度同じタイミングで知人から浜田エリアでアジが狙えるポイントを教えて頂きました♪
そこは渡船を必要とせず、尚且つ荒天に強い場所だったので早速チェックしてみるコトに。
道中の山の中で雪をクーラーに詰め込みます。
お、ノウサギの足跡を発見^^
もう少し周囲を散策してみたかったんですが、それはもう少し季節が進んでから…
この日は日本海に出る前に超久しぶりに「陽氣な狩人さん」に立ち寄ってうどんに舌鼓♪
実に1年以上ぶりの来店ですわ。
コロナ騒動では中国地方でも県をまたいでの移動が制限されていた時期があり、その時から足が遠のいてました。
今現在はAM11:00~PM2:00(予約すればPM2:30ラストオーダーのPM3:00まで可)で営業されてます。
事前の電話予約が必要となっておりますが、通常営業時間内であれば突然の来店でも柔軟に対応してくれますのでご安心下さい♪
尚、コロナ対策の一環として来店時の検温、住所・氏名・連絡先の記入が必要となります。
住所等の記入は「あくまで万が一の状況」が発生した際に連絡する手段が必要になるからであり、全く神経質になる必要はありませんし、来店した際は大将の今田さんをはじめ、スタッフの皆さんが快く迎え入れてくれます^^
自家製のうどんは言うまでもなく「美味」の一言です♪
コロナ騒動で勝手に「今行ったら迷惑かなぁ…」って思って足が遠のいてしまってたんですが、マジで勝手な思い込みでしたわ。
これからは今まで通り浜田方面の釣行時にはお気楽に立ち寄って美味しいうどんに舌鼓を打ちたいと思います^^
春になったら新緑+田園風景に癒されながらうどんをすする…なんてコトも出来ますので皆さんも是非足を運んでみて下さい♪
尚、陽氣な狩人さんに行く途中の風景も忘れずにご堪能あれ…
周布川ダム
周布川ダムのダムサイト下流にある橋からの風景は特にお気に入り^^
電線が無ければパーフェクトなんですけどね(笑)
…あ、うどんの写真撮るの忘れてましたわ(爆)
教えて頂いたアジポイントでのファーストコンタクトは…思いっきりスカりました(爆)
夕マズメを絡めた状況確認だったんだけど、どうやらこのエリアでアジと遭遇する為のピースがまだいくつか足りないみたいっす。
まぁワタシはあきらめが悪い人間ですので数度の無音(アタリすらないコト)程度では全然凹みませんわ…
…多分…
何はともあれ、足りないピースを埋める為にまた足を運んでみたいと思います♪
辺りはすっかり暗くなりました。
時期的にヤリイカ(テナシイカ)が接岸してくるシーズンです。
アジメバも良いですが、食べるコトを重視したらイカも捨てがたい…ってコトで今回はヤリイカ狙うの段取りもしてきております♪
まずは主だったイカ釣りスポットを巡ってみたのですが、次の日が月曜日にも関わらずまー人が多いっす。
しばらく状況を確認して釣れてるよーだったら自分も近くで…と思って何か所か見て回ったんですが電気ウキが動くのは誘いをかけてる時と仕掛けを打ち返す時だけ。
ならば!!と磯に出てメバルを狙ってみると…
あっさり釣れるとゆー(笑)
あまり深く考えずに「ピン!」ときたエリアでキャストするほうが良い結果が出るってゆーのは再現性に欠けてしまいます。
ですが「アングラーとしての勘」の観点から見たら中々にナイスです♪
特に最近のワタシ、アングラーの勘ってヤツが鈍ってるなーと自覚する場面が多々ありましたので…
…ひと昔のように「闇ヲ徘徊」して勘を鍛えなおす必要が大いにアリですな。
ヒットするメバルは超単発+サイズも中~小型ばかりではありましたが、2021年の記念すべきファーストフィッシュには変わりなく「超嬉しい」の一言に尽きますね♪
使用したワームは
マッチさせたジグヘッドは
その後は進路を東に取りつつランガン…よりも釣り場巡りしてみたんですが、足場が良くって釣れそうなエリアはもれなくアングラーさんの姿があったのでそうしたエリアはスルー。
そして「とある地磯」に流れついたトコロ、人の気配が皆無だったのでエントリーしてみるコトにしました。
ココは過去にアジメバで良い思いをした経験があるのですが、今回はヤリイカ狙いで入釣してみるコトに。
煮付けの具材(メバル)は確保できたんで、今度は刺身の具材(ヤリイカ)を確保してやろーとゆー魂胆でございます♪
ヤリイカを狙う場合、電気ウキ+餌巻きスッテを使った釣り方が一般的かなと思いますが、今回は餌巻きエギを使ってみるコトにしました。
使用した餌巻きエギは
マッチさせたエサは
誰もいない地磯って人によっては怖いと感じるシチュエーションかもですが、ワタシは全然平気^^
むしろ気兼ねなく釣りが出来るのでありがたいっすね。
車の前でタックルをセッティングして釣り場にINしたと同時にキャスト開始。
着水してから5秒程度フォールさせてからスローにリーリング。
時折軽いシャクって誘いをかけます。
因みにヤリイカ釣りってあんまやらないのでこの釣り方があってるのかどーかわけわかめ状態。
そんな状況で釣りを展開するのは常に不安感が付きまといますわ。
「人がいない=イカがいない」
そんな悪魔の図式が脳内に浮かび始めた頃、軽いシャクリにヌーンとした重量感!!
間違いなくイカ乗ってますわ♪
イエス!!〇〇〇クリニック(爆)
メスのヤリイカなので小さ目ではありますが、めっちゃ嬉しい1ハイ♪
ヤリイカは群れで動く傾向があるので次なる1ハイを求めてキャスト再開です。
…でキビナゴがフグにカジられまくるとゆー…
…オマケに前日の荒天の影響で浮遊ゴミが多くって引っ掛かりまくるとゆー…
そんな障害もありましたが、闇の中でひたすらキャストを繰り返し、イカの重量感に酷似した浮遊ゴミに一喜一憂されられつつもお土産のイカ捕獲に成功♪
墨族ONBU様様ですわ^^
フグの攻撃にはさらされたものの、餌の交換がしやすいのでさほどストレスを感じるコトなくゲームが展開出来ましたね。
数狙いなら電気ウキ+餌巻きスッテが一番良いとワタシも思いますが、ルアーゲームの手軽さと手返しの良さも見逃せない。
そんなワタシには餌巻きエギでのヤリイカゲームがピッタリなよーな気がします。
次の日が仕事なのについつい夢中になって気が付けば日付変更線突破!!
さすがに朝マズメまで粘れませんので、泣く泣くゲームストップ。
島根山陰エリアのヤリイカはもうしばらく回遊が続きそうなのでまたタイミングを見て行ってみようと思います。
…その時は当然アジメバも絡めて…♪
【山編 -MOUNTAIN-】
翌週の土曜日(2月6日)は用事があって釣りに行けず…で次の日(2月7日)に行こうと算段してたんですが、またしても荒天で渡船中止だとゆー…
前回と同じように渡船を必要としないエリアをランガンするコトも考えたんですが、ふと「山」が気になったので釣りを中止して山を散策してみるコトにしました。
時期的に「フキノトウ」の一発目が顔を出し始めてると思ったんです^^
今冬は雪が多く降ったのでワタシが山菜探しでウロつく広島県と島根県の県境付近はまだまだ雪が残っています。
実際、1月後半に一度だけフキノトウを探そうと山に行ってみたんだけど雪が多すぎてどーにもなりませんでしたわ。
一応スコップ持って行って雪を掘ってみたんだけど5分で諦めました(爆)
2月に入ってからは春を思わせるような日があったりしたので雪はかなり溶けたと思われます。
更に探索エリアを前回よりも降雪が少ないエリアに変更。
更に更に昨シーズン、フキノトウ…ではなく、フキを採取したピンスポットを調査してみるコトに。
一応補足ですが、フキノトウとフキは同じ植物です^^
簡単にいうとフキノトウは花の部分、フキは葉っぱの部分っす。
なので片方を見つけたらもう片方も同じ場所で見つかる…とゆー寸法でございやす。
車を走らせてフキエリアにINします。
昨シーズンは一面フキの葉っぱに埋め尽くされたスポットでしたが、今は見る影もありませぬ。
雪はまだ残っていますが、前回のコトを考えたら無いようなモンですわ♪
では早速…
ザッと見る程度では見つけられません…が、「フキノトウの目」を総動員して地面を舐めるよーにチェックしてみると…あった♪
今期初の「フキノトウ」採取!!
その後もポツポツではありますがフキノトウを採取^^
フキノトウはアクとフキ独特の風味が強いのでガツガツ食べる系統の山菜ではないと考えており、この位の量で充分でございます。
今回は「フキ味噌」にして水気を切った豆腐に塗ってオーブンで焼いた「フキ味噌田楽」で頂きましたが、これぞ「春の味の一つ」ですわ♪
フキ味噌は熱々のご飯に乗っけて口に運ぶだけでも美味っす!!
作り方も非常に簡単なので皆さんも是非お試しあれ♪
※フキ味噌の作り方はググって下しまし^^
そーいえばフキノトウ探しの最中に…
イノシシの頭骨が落ちていました。
周囲には各部位の骨も…
何らかの理由で命を落とし、色々な野生動物などによって分解された慣れの果て。
生物の糧になると同時に植物の糧にもなっており、何一つ無駄になっていません。
偉そうなコトを言うつもりは毛頭ありませんが、こうした出会いがある度に色々考えさせられますね。
フキノトウ採りの後は陽当たりの良い斜面をチェック。
ココでも色々な山菜を採ったんですが、まだまだまだまだ時期が早いっす(笑)
それでも「山菜の目」を使ってチェックしてみたら…
「野蒜(ノビル)」発見♪
葉の部分は大したコト無いのですが、鱗茎(球根部分)は中々のサイズに育ってますわ。
周囲をくまなく散策したらまだ採れそうなんだけど、1食分だけ採ってこの日の山菜採りは終了です。
採ったノビルは鱗茎部分だけを茹でてから酢味噌で食べるのですが、今回は一緒に取ったフキノトウで作ったフキ味噌を付けて食べてみました。
「山菜を食べている感」が無茶苦茶強くてコレはコレでアリですわ♪
いやはや、海も山も楽し過ぎですわ♪
本格的な山菜採りはもう一ヶ月くらい先になるかなぁ。
それでも、フライングだと分かってても山に入ってしまうんだけどね^^
「山」そして「海」
さて次はどっちに行こうかな???
【海編のタックルデータ】
■ロッド:ブリーデン グラマーロックフィッシュGRF-TR85PEスペシャル
■リール:ダイワ 16セルテート2004
■ライン:よつあみ 鯛ラバーカスタムPE ボーンラッシュWX8 0.5号
■リーダー:クレハ シーガーエース 2号
■ジグヘッド:マグバイト ステッパージグヘッド 2.0g
■ワーム:マグバイト チャッキー 1.8インチ
■ロッド:アブ ソルティーステージKR-X KIZIHATA SXKS-862ML-KR
■リール:ダイワ 19セルテートLT4000-CXH
■ライン:YGKよつあみ リアルスポーツGソウル アップグレードPE X8 1.0号
■リーダー:YGKよつあみ ガリスFCアブソーバーアンフィニ スリム&ストロング 15.5LB
■エギ:墨族 墨族ONBU
■エサ:ヒロキュー 新鮮キビナゴ
■アイウェア:コンキーカスタムグラス工房 TAKAAKI ITOモデル
(レンズ:コンベックス ポラウイングSPX103CR シューターグリーン)
(フレーム:オークリー クロスリンクゼロ)
■OTHER:マグバイト アクアライブバケツ