吾輩ハ試作品デアル、名ハマダ無イ(マグバイト製品情報)
2021年3月某日、マグバイトから荷物が届きました。
中身を確認するとSAFマテリアル独特の匂いと共に怪しい(笑)形のワームが大量に入ってました。
その後に送られてきたマグプロダクツ社長キッシーからのLINEには
////中略////
ネザカナ用(のワーム)は名前ほんとにまだノープランなんです。
コンセプトは普通のグラブやカーリーと違い、テールが強めのバッタンバッタンと水をかきまぜてアピールする系です。
リフトアンドフォールでもしっかりアピールできます。
////中略////
と書かれており、正真正銘完全なる試作品(プロト)であると理解しました。
同時に「自分ならこう使うかな?」的なイメージも浮かび上がってきたので、マグバイト的コンセプトとバンダナ的使い方を織り交ぜた製品情報ブログを構築する予定でしたが…
その当時は仕事が超繁忙期に突入しつつあり、ブログ作成が出来ぬまま時間だけが過ぎていきました…
そして超繁忙期が過ぎ去り、島根山陰エリアには根魚シーズンが目前に迫ってきました^^
「ここまできたら実戦投入してからブログを書こう!!」
そう思って準備してたら…
今後はコロナによるまん延防止等重点措置からの緊急事態宣言発令、さらに解除時期の延長とコロナ騒動に翻弄されまくりんぐのテンション下がりまくりんぐ(涙)
結局南極、実際に使えたのは6月末になってからとゆー。
それでも実戦初投入でいきなり良い感触を得るコトが出来ましたので満を持してこの「試作品」のご紹介ブログを構築&公開させて頂きます♪
まずこのワームはブログタイトルにもある通り現時点(2021年7月)では名無しさんです。
なのでワタシは「謎のワーム」とか「謎」と呼称しております。
当ブログでも「謎」と呼称していきますのでどーぞヨロシクです^^
また、「謎」の開発に関してワタシはほとんど関与しておりません。
出来上がってきたサンプルを使わせてもらってるだけでございます。
存在を知ったのも、マグバイトがSNS上に「謎」が泳いでる水中動画を公開した時なので皆さんと同じタイミングで「新製品作ってるんだー」って思ってました(笑)
ちなみにワタシの感性ではあのカタチになるコトはないですし、今のワタシには新たなカタチを創造する為に必要な脳内容量が足りないっすわ(笑)
ただ、出来上がったカタチに対しての意見や「自分ならこう使う」といった方向からのアプローチは可能。
また、実際に使って「釣る」という行為に関しては結構自信アリなのでそっちで貢献させて頂きます♪
まずこの「謎」、独特の形状をしております。
マッチザベイトの視点からだとこれは…ナニに見えるんだろーか?(爆)
甲殻類のよーな…
体高のある小魚のよーな…
敢えて決めつけるようなコトはせず、アングラー個人個人の感性にお任せしたいと思います^^
「マッチザベイト」って言葉を重視されるアングラーさんは非常に多いかと思います。
…あまりに重視し過ぎて視野が狭くなってる方もチラホラ…
しかしながら、根魚ゲームではシャッド系のワームで釣ったのにエモノの口からはエビがゴロゴロ出てきた…またはその逆…なんてコトは「超」が付くほど日常茶飯事なので決めつけは良くないかなって思ってみたり。
サイズは約90mm
厳密に測ったら88mmでした。
「約3.5インチ」ってコトになりますね。
サイズ感は現状のままで良いかなと思いますが、ボリューミーなワームになりますので「もう一回り小さいのが欲しい…」って思ってしまうシチュエーションに出くわしたり、そう思うアングラーさんがおられるかもです。
「テール」はカーリーテールの変形バージョンであり、パドルテールのようでもあります。
このテールに関しては確か過去に「こういったテールのワームが欲しい」と言ってたよーな気がします…が、それを覚えてて採用したのかは不明です。
テールの特徴は「動きにくい反面、動き出すと強いアピール力を発揮する」とゆーモノ。
水を掴んで動き出すまで一定のスピードが必要となりますが、いったん動き出すとバタンバタンと動くので強い波動を発生させます。
軽いリグによるスローな誘いや細かいシェイクなどのテールがバタンバタンしないアクションの際は先述した「パドルテール」として機能しますのでバタンバタン強アピールがどーもイケてない…と思われたら「テールをバタンバタンさせないように意識して動かす」コトをお試し下さい‼︎
ボディ左右にそれぞれ3本ずつ配置された「ヒゲ(足?)」はわずかな水流にも機敏に反応してパタパタ動きます。
これだけ見ると甲殻類系をイメージしてしまいますね。
アピール力は弱いですが、根魚達は間違いなくパタパタを感知しています。
現在好評発売中の「マグバイト・スナッチバイトシュリンプ」は非常にリアルなフォルムが特徴のシュリンプ系ワームですが、特に腹肢部分の造形と動き、そしてその威力にはテスト段階から大いに驚愕させられましたね。
腹肢のパタパタがあそこまで釣果に影響するとは…
その流れを「謎」ではボディ左右のヒゲで表現しています。
…瀬戸内エリアではバスフィッシングでよく使われる「イモグラブ」がアコウ(キジハタ)ゲームで大活躍していると見聞きしていますが、テールをカットした「謎」も負けず劣らずの活躍を見せてくれるのでは…と妄想してみたり(笑)
ボディは扁平。
ヨコにすれば甲殻類やフナムシを彷彿とさせるフォルム。
タテにすれば体高のある小魚をイメージ出来るかなと…ちょっとムリやり感満載ですが(爆)
どうセッティングするか?また、マグバイト的にはどうセッティングするイメージで開発したのかは不明ですが、ワタシ個人としましてはヨコセッティングが基本です。
ヨコセッティングのほうがジグヘッドもオフセットフックもスマートにセッティング出来るかと思います^^
今現在、手持ちのプロトに関しては弟子の土居さんにも使って頂く&実際にアコウ(キジハタ)の捕獲に成功していますが、土居さんはテールの向きをみてタテセッティングだと思ってたようです。
その考え方は間違いではありません…が、オフセットフックに刺そうとするとハナシは別。
幅の広い方向にフックをセットしようとするとセットしにくいばかりか、幅広ボディがフッキング率をも下げてしまうコトになりかねませぬ。
なのでヨコセッティングにするよう助言しときました。
なお、大きめのフックを採用したジグヘッドを使うとタテセッティングでも良いカンジになりますよ♪
そう考えるとバサロヘッドと「謎」の相性はバッチグーです^^
全体のマテリアル(素材)は硬めです。
これによりスローな動きではテールが動きにくく、ボディ左右のヒゲのみが動く状態となります。
一定のスピード以上になるとようやくテールが動き始める仕様です。
これはワタシ的には非常に良い動きだと思っており、「静と動」のメリハリが秀逸であると感じています。
またマテリアルが硬いコトでワームの耐久性が向上しており、後述のSAFマテリアルの高い集魚力によって誘引された外道達の攻撃にも耐えるコトが出来ます。
…まぁフグのよーな歯で嚙みちぎるタイプのワームクラッシャーには硬かろうが柔らかかろうがイミ無し番長なんですけどね(苦笑)
「謎」はSAFマテリアルを採用or採用予定です。
SAFマテリアルはルアーメーカーであるジークラック社が独自に開発した高い集魚能力を持つ「匂い&味」が添加されたマテリアル。
S(ソルト=高比重)・A(アミノ酸=味)・F(フレーバー=匂い)でSAFです^^
マグバイトではアジメバワームで主に採用しており、既に非常に高い評価を得ております。
ワタシ自身、何度も激シブ状況で助けられましたわ♪
根魚用のワームではこれまではスナッチバイトシュリンプ2.5インチにのみ採用しておりましたが、この「謎」と2021年7月末に発売予定の「タコ足一本」にも採用。
年々プレッシャーの高まる各地の根魚エリアにおいて絶大な威力を発揮してくれるコト間違いなし!!です^^
ワタシが個人的にオススメしたいリグは「ジグヘッドリグ」「スイミングリグ」「フリリグ(フリーリグ)」の3つ。
ジグヘッドリグはワタシが最近意識的に使うようになったコトもあり、一番使い勝手が良いと感じています。
「謎」は「バサロヘッド」との相性が良いので是非お試しあれ…♪
アクションはリフト&フォールやスイミング、ボトムバンプなど多彩なアクションを演出可能です!!
スイミングリグは…言うまでもなく「バサロ」や「バサロHD」のコトです^^
アクションに関しても言うまでもなくスイミングっす♪
当初はバサロ&バサロHD自体が強いアピール力を持つので「謎」と組み合わせたらアピール力が強すぎるのでは?と思ってました。
しかしながら弟子の土居さんがバサロHDとのコンビネーションでグッドサイズのアコウ(キジハタ)捕獲に成功し、今はその認識を改めております。
フリリグ(フリーリグ)は「謎」を初めて見た瞬間に「相性バッチリやな」と思いました。
特に甲殻類を意識してボトムをネチネチ攻めたい時には間違いなしですね^^
アクション後のフォールは可能な限りフリーに落とし、先にシンカーを着底させます。
着底後はしばらくポーズさせ、ボディの左右に設置したヒゲをパタパタさせながら「謎」がゆっくりフォールしていく…のをイメージしながらアクションさせるとグーです♪
その他にも定番のテキサスリグやダウンショットなど、「謎」との相性が良さそうなリグはいくつもありますので要チェック&要キャストです!!
発売時期・カラーラインナップは2021年7月の段階で「未定」です。
そもそも発売するかどうかも未定(爆)ですが、きっと発売するハズ♪
それまでせっせと根魚釣って現時点での発売未定を「発売確定」に変えたいと思います!!
初めてこの「謎」を見た時の正直な第一印象は…「もっと違う色のプロトが欲しかった…」とゆーものでした(爆)
チャート系はエリアによっては鉄板カラーなのかもですが、ワタシ個人の主観&ワタシが行くエリアではチャート系の使用率は正直低いです。
スナッチバイトシュリンプの開発において使ってたプロトのカラーはソリッドのパールホワイト。
ただ、実際に使ってアコウ(キジハタ)を釣ってからは苦手意識はきれいさっぱり消え去ったのも事実。
逆に苦手意識のあるカラーで釣ったからこそ、この「謎」自体がヤバい存在であると気付かされたのかもです^^
この「謎」がワタシの好きなカラーで武装されたら…と思うと今から楽しみで仕方ないっす!!
皆さんにとってもワタシにとっても「謎」だらけのこのワーム。
また新たな情報が入りましたら当ブログ&SNSでご報告させて頂きます♪
ワタシは当ブログ以外にフェイスブックとインスタで釣行ネタや商品紹介、日々の小ネタ等を書いております^^
フェイスブックは「伊藤孝晃(バンダナ)」
インスタグラムは「bandana_ito」
…でそれぞれやってますのでよろしければ繋がってやって下さい^^
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恒例のお願いになりつつありますが…
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