根魚釣行2021シーズンvol.2「出雲オフショア根魚釣行」(釣行記)
2021年7月23日(金)に出雲沖で根魚ゲームをやってきました♪
今回の釣行ではアコウ(キジハタ)のタコ捕食率が半端ない状況でした。

今回の釣行は出雲在住のマグバイトアングラースタッフ「須谷くん」とのコラボレーション釣行でございます♪
須谷くんの友人である藤原さんの船に乗せて頂き、出雲沖は「艫島(ともしま)」の周辺でアコウ(キジハタ)を狙っておりまする。
艫島周辺は海底変化(起伏)に富み、更に潮の流れも良いので根魚はもちろんのコト、青物狙いでも非常に優秀なエリアになっています。
ちなみにこの艫島はルアーゲームでの渡礁がNGの島です。
理由はエサ師とのトラブル防止の為。
かつてこの島は超一級の釣り場として多くのアングラーが足を運んでいました。
…今でも多くのアングラーが目指す島ではあるのですが、過去の艫島フィーバーを知ってる人間から見たらすっかり落ち着きを取り戻してますね^^
ハイシーズンには島一周をアングラーが取り囲むばかりか、島の下段・中段・上段にアングラーが座を構えて釣りをするとゆーカオスな状況も多々発生。
「下で釣りすると上からオキアミ(マキ餌)が降ってくる」のは当たり前。
船が島に着いてから釣り座までは早いモノ勝ちの争奪戦となり、釣り座を巡っての争いも多かったとよく耳にしてましたね。
そんな状況でルアーとエサの両立なんてムリ中のムリ。
「艫島でのルアーは禁止」ルールは数十年前に設定されましたが変更されるコトなく継承され、現在に至っておりまする。
船は出雲大社近くを流れる「堀川」の下流に係留されており、23日午前5時過ぎに出船。
海況は超がつくほどのベタ凪♪
マーライオンさんが出てくる余地はなさそうです^^
【お断り】
当ブログでは釣行の模様を時系列で書き綴っていくスタイルをとっております。
しかしながら、今回は時系列ガン無視となっておりますのでご了承下さいませ。
今回、ワタシも須谷君もマグバイトアングラースタッフとゆー立場でしたので使用するリグ&ワームは全て「マグバイト縛り」
更にワームに関しては新製品の「タコ足一本」とテスト中の「謎」を主軸にゲームを展開しました。
マグバイトの新製品「タコ足一本」
7月末より発売を開始しており、各地の根魚に対してその威力を発揮しております!!
カラーラインナップは全8色。
…どれも捨てがたいカラーですが、強いて好きなカラーを3色言うなら「生ダコグロー」「アカキン」「グリパンチャート」かな^^
今回の釣行ではアコウ(キジハタ)のタコ捕食率が半端ない状況でした。
タコ足一本はあくまで「タコの足」をイメージしたデザインになっており、タコそのものをイミテート(真似)しているモノではありません。
…が、タコ足一本で釣った魚の口からタコが出てきたら「やったぜ♪」と思ってしまうのはワタシと須谷くんだけでは無いハズ^^
そーいえばタコ繋がりと言えば…この日はこんなコトもありました。
釣ったアコウ(キジハタ)の口に比較的新鮮(?)なタコが入ってるのを見つけたワタシ、「話のネタ」的なノリでそのタコをバサロヘッドにセットしてポトン。
そのフォール中にラインをひったくられてアワせるとものすごいファイトに突入!!
須谷くん&藤原さんが見守る中、一進一退のファイトを展開。
てっきり青物(ブリかヒラマサ)だと思ってたその魚体は…「メータークラスのサメ」
どーにかこーにかランディングして苦労してフックを外してリリースしたんだけど、ムダに疲れました(爆)
ワームではまずヒットしないサメですが、ライブベイト(厳密にはデッドベイト)だと一撃だったのでワームとエサとの間には決して埋まらない深い溝があるのだと再認識した次第でござる。
実際にこの日は「タコ足無双」とも言うべき威力を発揮!!
ファーストフィッシュは須谷くん^^
バサロHD+タコ足一本のスイミングでドンっ!!
タコ足のカラーは「14.生ダコグロー」、バサロHDのカラーは「ゼブラレッド」
中々の強アピールセッティングになりますが、それが功を奏したようです。
ワタシは好きなカラーである「15.アカキン」と「バサロヘッド(35g)」のコンビネーションでゲッツ!!
ちなみに鋭い方ならお気づきかもですが、ワタシはジグヘッドのワームキーパーを取っ払ってます。
理由は単純にセットしやすい(笑)のと、交換時のワームのダメージが軽減出来る為っす。
キーパーを取るコトでヘッド自体は若干軽くなりますが、さして気にしてませんね。
尚、キーパーを取り去るコトによるワームのズレが気になる方は「ゼリー状瞬間接着剤」をフックに少しだけ塗布してからワームをセットすると良いですよ♪
以前、「ロックタイト」のゼリー状瞬間が良いと言ってたコトがありますが、ロックタイトと並行して「ダイソー(100均)」のゼリー状瞬間もオススメします^^
捕獲したアコウ(キジハタ)は総じてコンディションの良い魚ばかり。
タイミング的に産卵時期と重なり、釣果に悪影響があるのでは?と釣行前には思ってましたが実際は全くそんなコト無かったですね。
ただ、妙に模様&カラーのはっきりしたビューティフォーな魚体とそうでない魚体が混在して釣れるのはなんでだろーか?
カサゴ氏なら「水深が深い=赤みの強い個体が釣れる」など分かりやすい個体差が出るんですが、アコウの色味の違いは同じエリアでも差があるので誰かこの謎について知っておられましたら是非教えて下さい。
「謎」と言えば、「マグバイトの謎」も今回良く釣れましたね♪
「タコ足一本」も優秀ですが、この「謎」もかなり優秀!!
個人的にはこの何とも言えないフォルム(笑)が非常に気に入っており、今回の釣行では須谷くんと比較して倍以上の「謎」使用率でした^^
…前にも言ったけどこのカラーだけどーにかなればと思ってしまいます…
それでも釣れるのが「謎」のパワーなんですけどね♪
「謎」についての詳細は別ブログを公開中ですので「謎ってなんぞや?」と思ってる方はそちらをご覧くださいませ^^
この時期のショアからだと最初の1匹を獲るコトから苦戦を強いられる場合が多々あるんですが、ボートからのアプローチは驚くほどあっさりとアコウ(キジハタ)に出会うコトが出来ます。
ただし「何となく釣れた」ではなく「意識的に狙って獲った」に昇華するには相応の集中力と臨機応変さ、そして経験が大きく影響してきます…
また、バサロHDを多用した須谷くんとバサロヘッドを多用したワタシ、時折どちらか一方ばかりヒットするシーンが何度もあり、非常に興味深かったです。
…で須谷くんのヒットを目の当たりにして素早くバサロHDにスイッチ、その後の数投できっちりアコウ(キジハタ)をヒットさせるあたり「流石ワタシ」ってカンジです(超自画自賛)
「謎」も「タコ足一本」もホント優秀なワームですわ♪
でもマグバイトにはこれら2つのワームに負けず劣らずの威力を持ったワームがもう一つあります!!

それは「スナッチバイトシュリンプ」
スナッチバイトシュリンプはタコ足一本や謎とは違い、SAFマテリアル非採用のワームです。
一応フィッシュフォーミュラは添加されていますが、ワーム素材独特の臭気を消す意味合いが強く、SAFマテリアルのような優れた集魚性能と味はついていません。
…しかし「このワーム、マジで釣れます」
スナッチバイトシュリンプが釣れる理由は…「超リアルなフォルムと動き」に尽きます!!
特に腹肢(ふくし)の造形と動きは必見っす。
ちなみに腹肢とはエビのお腹の下にあるパタパタする部分を指し、普段はコレをつかって水中を自由に泳ぎ回ります。
この腹肢の動きをリアルに再現し、リアルなフォルムと組み合わせるコトで高いターゲット捕獲性能を有するに至りました。
もう一度言いますが「このワーム、マジで釣れます」
昨年ごろから島根山陰エリアでは「アカハタ」がよく釣れるようになってきました。
今回の釣行でも3匹のアカハタをゲット。
アカハタは四国や九州など水温の高いエリアに生息するハタであり、ワタシ達もアカハタを求めてフォースロック(四国根魚遠征釣行)やナインロック(九州根魚遠征釣行)を行なってきました。
そのアカハタが生息域を拡大しつつあり、島根山陰エリアでも頻繁に釣れるようになってきました。
そのサイズは20cmクラスとまだまだ小型ですが、確実に冬を越しており年を追う毎にサイズアップしていますね。
島根山陰エリアでキープサイズ(30cmクラス)が釣れる日はそう遠くないと思われます。
個人的見解ですが、アカハタはメジャーなハタ3種(キジハタ・オオモンハタ・アカハタ)の中で最も美味♪
ゆえにアカハタが島根山陰エリアで釣れるコトは非常に喜ばしく思いますが、海水温上昇や地球温暖化といった観点から見ると…少々複雑ですね。
今回の釣行では嬉しいゲストも登場!!
ヨコスジフエダイ
アコウ(キジハタ)とは違う質のファイトだったので「ナンだコレ?」と思いながらやり取りしてたんですが、正体はヨコスジさんでした^^
この魚も基本的には暖かい海に生息し、島根山陰エリアで釣れるのは小型が多いっす。
しかしながら、今回捕獲したヨコスジさんは中々のグッドサイズ♪
フエダイ系は総じて美味な魚であり、このヨコスジさんもしっかりキープして後日、塩焼きで美味しく頂いております♪
それにしても暑かった…
オフショアからのゲームは日焼け止め+偏光グラスは必須!!
ショアからのゲームでも上記2点は必須ですが、オフショアは海面からの照り返しが半端ないので釣行の際は絶対にお忘れなく!!
もちろん水分補給もね♪
偏光グラスはローライト用とドピーカン用の2種類を用意しておくと超快適です^^
ワタシは「コンキーグラスカスタム工房」さんのサポートでコンベックスレンズを使用しております。
ワタシは基本的に「偏光機能さえついてれば安価なモノでも問題ない」と思ってたクチなんですが、コンベックスレンズとの出会いによりその考えは180度変わりました。
釣りは視覚情報をフル活用しながら展開するスポーツなので、偏光グラスの優劣がそのまま釣果の優劣に繋がるといっても過言ではありません。
かつてのワタシのように安価な偏光グラスを使っていた(使っている)方は少しだけ奮発してコンベックスレンズを使ってみて下さい。
ワタシの言ってるコトの意味がすぐに分かりますよ♪
コンキーグラスカスタム工房ではワタシが根魚ゲーム専用にカスタマイズした偏光グラス2種も発売中です!!
■SPX131 HMM BLUE(日中ドピーカン用)
■SPX103 HM(早朝or夕方ローライト用)
フレームはオークリーのクロスリンクゼロを採用しており、とてもスタイリッシュ!!
日本人のフェイスラインにフィットする設計となっており、隙間から光が入ってくる…なんてコトもありません♪
モデルがショボいのが唯一の難点(爆)ではありますが、人を選ばずバシッとキマる偏光グラスになっておりますのでどーぞヨロシクです♪
レンズ「SPX131 HMM BLUE」は強烈な日差しが照り付ける日中ドピーカン時を想定したレンズです。
ハードマルチミラーブルー(HMM BLUE)コートを施すコトにより、不快なギラつきを大幅にカットし、光量の多い日中でも快適なゲーム展開を実現します!!
レンズ「SPX103 HM」は朝夕のマズメ時や曇天時など、光量の少ない状況で根魚ゲームを想定したレンズとなります。
コンベックスレンズの中では透過率が高いレンズ(透過率37%)となっているので周囲を明るく感じると同時に不要な光をカットする偏光性能もいかんなく発揮するバランスの良さが最大の特徴です!!
レンズは両方ともオススメではありますが「どちらか1本」だけ選ぶとしたらワタシは間違いなくドピーカン用の「SPX131 HMM BLUE」を選びますね。
その理由ですがワタシが偏光グラスに求める一番重要な要素は「眩しさの軽減」だからです^^
根魚ゲームではターゲット自体を視認するコトはほとんどありません…が、水中のストラクチャーを把握したり、ベイトの有無を確認したり、メインラインの動きを注視したり…など偏光グラスを必要とする状況は常に存在します。
偏光グラスはリールやロッド、ラインやルアーと比べて「二の次」にされがちなアイテムと言えます。
…が、高性能偏光レンズは間違いなく皆さんの釣行を快適にし、釣果を向上させてくれます!!
須谷くん&藤原さんとの釣行は非常に楽しく、終始笑いの絶えない釣行となりました♪
ワタシも須谷くんもアコウ(キジハタ)捕獲数は余裕の2ケタ超。
出雲沖ボート根魚ゲームの真価をガッツリ体感できた釣行となりました^^
ちなみに船は藤原さんとご友人の共同所有となっており、プライベート釣行用です。
遊漁船ではありませんので悪しからず…
兎にも角にも須谷くん&藤原さん、非常に暑い中本当にありがとうございました!!
また是非ご一緒させて下さいね♪
島根山陰根魚ゲーム第二のハイシーズンである「秋」に再挑戦したいっすわ…
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【タックルデータ】
■ロッド:ゼナック スナイプS86XXロングキャスト(RGガイドモデル)
■リール:ダイワ 13セルテート3012H
■ライン:エックスブレイド アップグレードX8 16LB(0.8号)
■リーダー:エックスブレイド FCアブソーバースリム&ストロング 19LB(4号)
■ロッド:ゼナック スナイプS86XXロングキャスト(RGガイドモデル)
■リール:ダイワ 19セルテートLT4000-CXH
■ライン:エックスブレイド アップグレードX8 22LB(1.0号)
■リーダー:エックスブレイド FCアブソーバースリム&ストロング 24LB(5号)
■リグ:マグバイト バサロHD 30g/40g
■リグ:マグバイト バサロヘッド 21g/28g/35g
■ワーム:マグバイト 謎のワーム(プロト)
■ワーム:マグバイト タコ足一本
■ワーム:マグバイト スナッチバイトシュリンプ4インチ
■アイウェア:コンキーカスタムグラス工房 TAKAAKI ITOモデル「SPX103HM」
■アイウェア:コンキーグラスカスタム工房 TAKAAKI ITOモデル「SPX131HMM BLUE」