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2022年初の根魚ゲームに行ってきた(釣行記)

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2022年6月19日(日)にシーズン初の根魚ゲームに行ってきました^^

行き先は「隠岐の島」
行くのいつ振りやろか…(笑)



今回はシーズン初とゆーコトで「根魚ゲームのカン」を取り戻すのが目的のメインでございます。
メインターゲットは当然のよーに「アコウ(キジハタ)」、同時に「ウッカリカサゴ」「マハタ」も狙ってみるコトにしました♪







ウッカリカサゴですが、基本的に水深の深いエリアに生息する根魚であり、ショアから獲るのは中々に困難。
マハタも大きくなるにつれて深場に移動する性質がある為、一般的なショアから獲れるサイズはMAXで30cmあれば良いほう。

そのウッカリさんや、サイズの良いマハタが釣れる数少ないエリアの一つが「隠岐」
もちろんメインターゲットのアコウ(キジハタ)の魚影も濃く、更に自身未踏のエリアも数多く眠ってる魅惑の島でもありますね♪

数年前(2016年6月)の来島時に獲ったウッカリさんやマハタはあくまで「偶然釣れたモノ」
当時はマグバイトのバサロHDも発売前で超ディープ&激流に翻弄されながらのゲーム展開でした。

それから時間は経ち、自身の根魚スキルは確実に向上。
更に超ディープ&激流の攻略に威力を発揮するバサロHDもあります。
更に更に過去にウッカリさん&マハタを獲ったのは丁度この頃。

「カンを取り戻す」と同時に偶然獲ったを「狙って獲った」に昇華させるべく隠岐に向かった次第でございます^^







今回利用させて頂いた渡船は島根半島の東にある七類港から出港する「浜吉丸さん」です。
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浜吉丸HP⇒ https://hamayoshimaru.jp/

因みに七類港から隠岐の島へ出港する渡船は複数あると同時にカバーするエリアは渡船屋さんによって異なります。
なので隠岐に行く場合は事前に自分行きたいエリアをカバーする渡船屋さんにコンタクトする必要があります。
また、時期やお客さんの人数等によって出港可否が分かれたり、出港時間と帰港時間が変動するコトもあります。
日帰り釣行は出来ず、泊まり釣行のみ…なんてコトもよくありますので事前の確認が超大事です!!


事前の天気予報では風が少々気になりましたが、浜吉丸さんにコンタクトを取ったところ出港するとのコト。
日帰り釣行も問題ナシでしたので早速予約。
出港は19日午前3時ですが、お客さんが集まり次第出港するみたいなので時間に余裕をもってきて下さいとのコトでした。



せっせと準備して日付が19日に変わる頃、実家のある三次市を出発。
いやーワクワクし過ぎてほとんど寝れませんでしたわ(爆)
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高速道・尾道松江道(やまなみ街道)をひたすら北上し、宍道湖に出てからは東進。
松江市を通り抜けつつ、宍道湖の隣にある中海の北側(国道431号線)を経由してラストは国道485号線を北上して七類港に至ります。

午前2時過ぎには到着してたんですが既に多くのアングラーさんが来られており、ワタシも装備を整えつつタックル等を船に載せます。
タックルバッグやロッドケースは船首の床下収納の中に入れ、クーラーは船首部分に。
もちろん他のアングラーさんのタックル等も収納されていますので自分のタックルやロッドケースを間違えない(忘れない)ように注意です。
特に仲間内で行かれる場合は自分のタックル等は自分でしっかり管理し、仲間に任せたりしないように!!

今回一緒隠岐の島に行くアングラーさんの大半はエサ師の方々。
時期的にグレやイサキ、マダイなどがターゲットになるハズ。
他にはルアーマンらしきチームもありましたが、こちらは青物狙いっぽいですね。

船長には自分が行きたいエリアを告げ、空き状況を確認したらバッチリ空いてました♪
午前3時前、はやる気持ちを抑えつつ船に乗り込み一路隠岐の島を目指します。
なお、隠岐の島までの所要時間は約1時間半です。

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一番先に渡礁させてくれるとのコトで周囲が暗かったらメバルでも…と思ってたんですが、着いたらすっかり夜が明けてました(笑)

早速根魚タックルをセッティング。
それと同時に青物の気配があった時のコトも考えてロックショアタックルも準備しておきます。
…ほとんどロックショアタックルを手にするコトは無いと思うのですが、一応念の為にね(笑)


入釣したエリアは足元から一気に40メートル近く落ち込む超ディープエリア。
オマケに潮通しがオニのよーに良い激流エリアでもあります。
2016年の6月11日、このエリアを弟子の土居さんと共に開拓&攻略しようとしました。
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結果的にウッカリさんやマハタの捕獲には成功したものの、想定外の深さと潮流の前に攻略し切れず場所移動となりました…



今回はバサロHDの60gを持ち込み、普段はPE1.2号を使うトコロを1号クラスに細くして超ディープと激流に対抗します。
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…PEラインは「多分」1号クラスだと思うのですがその辺が曖昧な理由はまた後ほど…^ ^







ロッドはワタシの右腕である「ゼナック・スナイプS86XXロングキャスト(RGガイドモデル)」で設定しているキャストMAXは40g。
それはあくまで「一般的に使うリグのMAXウエイトに合わせてるだけ」のハナシで60gでも余裕でキャスト出来ます。
…とはいえ、40g以上をキャストして「折れたー」って言ってもワタシは知りませんので悪しからず(爆)







キャストを開始して感じたのは潮の流れが思ってたより緩いってコト。
とはいえ、潮はしっかり流れてて状況的にはナイスなカンジ♫

それに呼応するよーに「ゴゴンっ‼︎」とバイト‼︎
反射的にフッキング動作に移行してファイトが始まります。
かなりの重量感に時折エモノが抵抗する感触が…
普段やってるエリアでこの重量感なら間違いなくグッドサイズの根魚ですわ♫

しかしココは超ディープ&緩めながらも潮の流れもあるスポット。
ディープレンジでエモノがヒットし、さらに潮の流れに乗ってしまうと重量感増し増しになるので姿を見るまでは心臓バクバクです(笑)
脳内は「ウッカリさん?」と思うと同時に「バレないでくれ‼︎」とも願ってました。
ラインは足元まで来たもののまだまだ見えないエモノの姿に若干の焦りを感じつつも慎重にファイト継続。

そしてようやく見えた魚体はウッカリさんですわ♫
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「ウッカリカサゴ」
リグ:マグバイト・バサロHD60g(ゼブラレッド) 
ワーム:マグバイト・タコ足一本3.5インチ(アカキン)
ロッド:ゼナック・スナイプS86XXロングキャスト(RGガイドモデル)
アイウェア:コンキーグラスカスタム工房・TAKAAKI ITOモデル(SPX103CR HM)


「ウッカリ」が頭に付く理由は普通のカサゴと「うっかり間違えてしまうから」だそーで…
確かに大きさだけを除けばカサゴ氏と瓜二つです。

前回は想定外、今回は想定内&狙って獲った。
「バンダナはレベルがあがった」ってヤツですね♪



このウッカリさん、普段釣れるカサゴ氏と同じく狙う時は完全にボトムを意識します。
ただ、複雑な地形の隙間に潜んでいるかと言えばそんな印象は少なく、実際にこのエリアは極端なディープエリアでありながら底質は意外とフラットなカンジです。
遠投して広範囲を探ってると突然「ゴゴンっ‼︎」とアタックしてきたり、フラットなボトムと足元から急激に駆け上がった境界線を意識しながらサーチしてると…「ゴゴンっ‼︎」と明確なバイトがあったりしましたね。


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「ウッカリカサゴその2」
リグ:マグバイト・バサロHD60g(ゼブラレッド)
ワーム:マグバイト・プルグラブ3.8インチ(ホロチャートグロー)


それにしてもマグバイト2022新製品「プルグラブ3.8インチ」は良く釣れますね^ ^
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このプルグラブ、ワタシは開発にほぼ関与しておりませぬ。
テールの形状について過去に何か言ったよーな気もしますが、製品版サンプルが届くまでその存在すら知りませんでした。

…カタチを決める段階でワタシが関与してたらもう少しアングラー目線で使い勝手を向上させるギミックを仕込むよう提案してたんですが…
まぁコレはコレで十分な戦闘能力を持っているのでこれからも活躍して頂きます♫



急激に駆け上がった足元付近はジグヘッドで攻めてみます。
フラッシュJの4インチにバサロヘッド35gをセットし、ダート&フォールで「ゴンっ‼︎」
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「ウッカリカサゴその3」
リグ:マグバイト・バサロヘッド35g
ワーム:フィッシュアロー・フラッシュJ4インチSW(シラス/シルバー)
ロッド:ゼナック・スナイプS86XXロングキャスト(RGガイドモデル)

ワタシの根魚ゲームはフラッシュJシリーズから始まったと言っても過言ではありません。
最近は山陰根魚ゲーム用として取り扱ってるショップさんが減ってしまったようでワタシの力不足を感じてしまいますが、ワタシ自身は主戦力として今でも第一線で活躍してもらっています。
リアルなフォルムとインサートされたアルミ板フラッシングの相乗効果はいつも「ヤバいな」と感じており、根魚ゲームにおいて決して手放せない逸品です‼︎

…メーカーさんには悪いですが、使う人が少なくなればワームへのスレが軽減され、結果的にワタシが一人でウハウハ出来るので今の状況はまあまあ歓迎ムードだったりして(爆)

フラッシュJシリーズは総じて硬めのマテリアル(素材)を採用しており、ダートアクションはかなり得意♫
ワタシも最近はジグヘッド単体を使用する場面が増えつつあり、ジグヘッドとフラッシュJシリーズとの組み合わせによるダート&フォールによる根魚ハンティングが得意になりつつあります。







ロッドについてですが、現在は愛竿である「ゼナック・スナイプS86XXロングキャスト」をジグヘッドリグでも使用しています…が、S86XXはスイミングメソッドに特化させたモデルであり、ワタシは「ジグヘッド専用モデル」が欲しいと強く感じています。

S86XXはスイミング中のバイトを弾かないようティップセクションはやや柔軟にセッティング。
アクションに関してもバサロ等のスイミングリグがオートマチックに誘ってくれるのでロッドワークをあまり重視しない部分があります。
…重視しないとはいえ、のほほーーーんとスイミングさせてるワケではないので念のため(笑)

逆にジグヘッドやテキサスリグ、フリリグ(フリーリグ)等はロッドワークによるアクションが必須!!
そしてそのアクションは多岐にわたり、個人的にはシャープな調子と操作性がその多岐にわたるアクションを具現化できると考えています。
モノが無い今の状況ではS86XXを代用しておりますが、厳密にいえば「専用モデル」が欲しているワケです。

皆さんもご存じの通り、現在ゼナックでは青物ゲームに関するロッドが主力。
更に購入希望者数と実際の生産本数に大きな差が生じてしまいご迷惑をお掛けしている状況です。
そんな状況で主力では無いロッドの追加を提案するのは正直心苦しい部分があります。
…が、自分にとってなくてはならないロッドでもありますので機種追加の要望を出し続けていきます。







さて、隠岐に戻ります^^
ここまででウッカリさんを5匹捕獲。
もう完全に「狙って獲ってる」状況にワタクシ、非常に満足しております♪
次なるエモノは「マハタ」なのですが、今回ナゼかノーヒット…
状況やシチュエーションは完璧にマッチしてるハズなのに、ヒットするのはウッカリさん。
まぁコレはコレで贅沢過ぎる内容ではあるのですが、どうにかマハタがヒットしないものかと試行錯誤。

そんな中でヒットしたのはアコウ(キジハタ)♪
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「アコウ(キジハタ)」
リグ:マグバイト・バサロHD60g(オレキン)
ワーム:マグバイト・プルグラブ3.8インチ(アカキン)


潮の流れは時折「川」のよーな様相を呈し、バサロHD60gを潮上にフルキャストしてもあっという間に潮下に流れる…なんてコトが頻発。
そんな状況下で比較的潮の流れが緩やかな足元のカケアガリを丹念にトレースしてのアコウ(キジハタ)ヒットでした^^
潮の流れが緩んだタイミングでは再び沖向きにキャストしたんだけど、プレッシャーが高まったせいかゲーム序盤のようなバイト連発はナリを潜め、無音の時間が過ぎていきます。


この日は南西(南南西)からの風が強めに吹く予報。
ちょうど風裏、それも背後に切り立った地形だったので風の影響を受けないゲーム展開でしたが、風表に出てみたら爆風レベルですわ…
ウサギが跳んでるし…
(ウサギが跳ぶとゆーのは強風で海面に白波が立つ状況を指します)
風表でのゲーム展開は非常に厳しく、かといって風裏はキャストし尽くしてしまったし…で磯替えをするコトにしました。

マハタ捕獲ならず…でしたが、磯替えして可能性が消えるワケでもないし、今回ダメだったらまた再挑戦すればいいワケなのでパッと気持ちを切り替えます。


浜吉丸さんに連絡して迎えに来てもらい、船長に空いてる磯を聞いたのですが空いてる風裏エリアがほとんど無いとのコト。
どーしよーか悩んでたら船長が「ここから少し上がったトコロなら空いてるよ」と一言。
そこは自分が釣りしてたスポットから岸伝いに500m程度北上したスポットです。
ちなみに岸伝い…といっても途中に何か所も切り立った岩場があるので歩いて行けないスポットでございます。
…正直言えば大きく場所替えしたかったんですが、この状況では仕方なしです。
船長曰く、水深はかなり浅くなるものの実績はあるとゆーハナシなのでそこに渡して頂きました。
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ウッカリ攻略はバッチリだったのでお次はアコウ(キジハタ)狙いです!!

比較的浅めのエリアだったのでバサロHDを60gから40gにチェンジして広範囲に探りを入れます。
先ほどと打って変わって複雑な地形。
ウィードも結構生えているようで何度かバイトを勘違いしてアワセてしまいましたわ(爆)
潮流も先ほどではないもののガッツリ流れてます。

ボトム着底が感じ取りにくい状況が時折出てきたので再び60gにチェンジしてフルキャスト。
これが大当たり!!

チェンジして2投目で「ヌーン、ドゥンっ!!」とゆー良型独特のバイトを感知してフッキング!!
かなり沖でヒット、ウィードや複雑な地形に何度もスタックするものの、その都度慌てるコトなくスタックを解除しつつ確実に寄せていきます。
ウッカリさんとはまた別質のファイトに間違いなくアコウ(キジハタ)、それも良いサイズであるコトを確信しつつファイトを展開します…

ようやく浮かび上がったのはウィードにまみれたグッドサイズのアコウ(キジハタ)!!
一撃でタモ入れに成功し、捕獲完了です。
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「アコウ(キジハタ)」
リグ:マグバイト・バサロHD60g(ゼブラシルバー)
ワーム:マグバイト・タコ足一本3.5インチ(グリパンチャート)
ロッド:ゼナック・スナイプS86XXロングキャスト(RGガイドモデル)
アイウェア:コンキーグラスカスタム工房・TAKAAKI ITOモデル(SPX151HMM BLUE)

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どの魚にも言えますが、一定のサイズを超えると急にイカつくなりますよね。
メバルなら25cmを超えたあたり、アコウ(キジハタ)の場合は45cmを超えたあたりからイカつさが倍増ですわ^^
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タコ足一本丸飲みです^^
個人的にタコ足一本はバサロHDやバサロとの組み合わせが超オススメです。

バサロHD&バサロのヘッド部分が頭でタコ足一本が足、その全体のシルエットがタコそのもののイメージになるワケです。
…まぁ実際根魚達の目にはどのように映ってるか知る術ナシであり、シルエットが…とかイメージが…とかは完全後付けです(笑)
でも、そんなコトを思考した末に獲った獲物は何物にも代え難い喜びを与えてくれます!!



マグバイトの新製品ワーム達は流石の威力を魅せてくれました。
なら次はフィッシュアローのワームに活躍してもらいましょう!!



潮の流れが緩んだタイミングでバサロヘッド+フラッシュJ4インチでダートアクションを展開。
かなり上のレンジで「ガツっ!!」とバイト&フッキング。
ファイトに移行した瞬間から「青物ですわ」と確信しつつ、フックオフ(針外れ)しないように慎重にファイトします…
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「ワカナ(ブリの幼魚)」
リグ:マグバイト・バサロヘッド35g
ワーム:フィッシュアロー・フラッシュJ4インチ(ケイムラパープル/シルバー)

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ブリは出世魚で地域とサイズによってさまざまな呼び名が存在します。
山陰エリアで小型サイズは「ワカナ」と呼び、瀬戸内では「ヤズ」と呼びます。
青物を専門に狙う方から見れば小さ過ぎなのでしょうけど、ワタシにとっては嬉しいエモノ♪
何気に食べても美味しいので素早く〆+血抜きしてクーラーにIN。



残り時間も少なくなり、再び潮の流れが出始めてきました。
ひとしきりチェックしたと思えたエリアですが、よく考えたらキャストしていないスポットがありました。
それは潮下。
潮上にキャストして、若干ドリフト気味にリグをトレースする方法ばかりやっており、潮下へのキャストはほとんどやってなかったのでそちらも攻めてみるコトに。
ここでワームは「フィッシュアロー・フラッシュJ4シャッドインチプラスSW」にチェンジ。
リグも再びバサロHD60gに戻します。


風向きが丁度追い風になり、バサロHDぶっ飛びです^^
着水後はボトム着底まではラインをフリーにするのが基本ですが、今は潮の流れが速い状況で潮下にキャストしてますのでボトム着底を感知できなければいつまで経ってもラインは出続けるコトになります。
それを放置すると根掛かり回避性能に優れたバサロHDであっても簡単に根掛かってしまうのでキャスト直後しばらくはラインをフリーにするものの、途中からラインテンションを保って着底を感知するようにします。
後はいつものスイミングメソッドを展開…

「ドゥンっ!!」

反射的にフッキング動作に移行すると同時にファイトが始まります。
重量感の中に魚が大きく抵抗する感触が伝わり、先ほどと同等レベルのアコウ(キジハタ)だと確信。

出来るだけスタックさせないようにロッドを立て、強めに寄せてくるのですがショアからの根魚ゲームで良型をヒットさせるとほぼ確実にスタックします。
「それも何度も」
スタックした際は決して慌てず、ラインテンションを保ちつつ徐々にテンションを緩めて魚が動き出すのを待つのがベスト。
いきなりラインテンションを抜くとフックオフしたり、ラインが障害物に引っかかったりする場合があるので注意です!!
何度目かのスタックを解除し、ようやく魚体が見えるまで寄せてくるコトに成功!!
これも良いサイズのアコウ(キジハタ)ですわ。

一撃でタモ入れし、勝負アリです♪
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「アコウ(キジハタ)」
リグ:マグバイト・バサロHD60g(オレキン)
ワーム:フィッシュアロー・フラッシュJ4シャッドインチプラスSW(マイワシ/シルバー)
ロッド:ゼナック・スナイプS86XXロングキャスト(RGガイドモデル)
アイウェア:コンキーグラスカスタム工房・TAKAAKI ITOモデル(SPX151HMM BLUE)
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フラッシュJ4シャッドインチプラスSWの「プラス」はシャッドテール部分が従来のフラッシュJシャッド4インチSWより大型化し、アピール力が「プラス」されているとゆー意味。
バサロHDによるスイミングメソッドは中々の強アピール、フラッシュJシリーズのアルミフラッシングも強アピール、そしてシャッドテールの強アピールもプラスした「3強セッティング」が火を噴きました!!


そしてゲーム終了時刻となる午後5時を迎えます…

終わってみればシーズン初の釣行でウッカリさんの狙い撃ちに成功し、更にグッドサイズのアコウ(キジハタ)を2本捕獲…まさに出来すぎな内容ですわ♪

帰りの船内では疲れ果ててグッスリ…かと思いきや、眠いのに船酔いとゆー「寝ゲロ状態」になって港まで辛かったのはココだけのハナシ(爆)


船長曰く、根魚狙いだったらもう少し後のほうが良いよとのコト。
自身の経験則だと今頃が「第一次ハイシーズン」で秋に「第二次ハイシーズン」を迎えると判断してるんだけど、若干タイミングに差異があるのかもです。
また、様々な魚種で年々シーズンINが早くなりつつあるのは皆さんも感じていると思うのですが、今期のさん山陰根魚ゲームに関しては状況が遅めに推移してるよーな気もします。

…とはいえ、十分過ぎる内容を得たコトで自身の中では一気にハイシーズンに突入‼︎

「根魚ゲームのカン」もバッチリ取り戻せたし♫

またタイミングが合えば隠岐へ行きたいと思います。









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そう言えば冒頭部分で言ってた「謎のPEライン」ですが、今現在も謎のままです(笑)
敢えて細かい情報を聞いてないとゆーのもありますケド。
発端はとあるメーカーさんからの打診。


メ:「バンダナさん、どこかラインメーカーと契約されてますか?」

バ:「いえ、フィッシュアローさん繋がり+個人的に強く信頼してるのでよつあみ(Xブレイド)さんのラインを主に使ってますけど、契約的なモノは無いですね」

メ:「自分のトコロから出す予定は無い+国産ではない未知数だらけのPEラインのサンプルがあるんですが使ってみますか?」

バ:「是非‼︎ちなみに根魚ゲームでは現在0.8〜1.2号を使っています」

メ:「あるのは1号と1.5号のみですが大丈夫ですか?」
メ:「8本撚り、13本撚り、16本撚りがあります^ ^」
メ:「見繕って送りますね!」

バ;「16本撚りってスゴいですね」
バ:「1号なら山陰で、1.5号なら四国九州遠征で使いますのでヨロシクお願いします^ ^」


…とまーこなんなカンジで送って頂きました。
到着したのは8本、13本、16本それぞれの1号。

事前に敢えて詳細情報を仕入れなかったのは公正公平にラインを判断する為。
正直、そこまでする必要は多分無いとは思うんだけど、ワタシは事前情報の仕入れ過ぎで頭がカチカチになる傾向がある(笑)ので今回は情報をシャットアウトして使ってみるコトにしました。

ちなみに今回の隠岐釣行では8本撚りと13本撚りをそれぞれリールに巻いてます。
(↑の写真の手前が13本撚り、奥の黄色いPEが8本撚りです)

個人的にラインはアングラーと魚を繋ぐ生命線であると考えており、非常に重視するアイテムの一つです。
ゆえに妥協は一切したくなく、そうした考えの下で正体不明のラインを使うのは正直不安がありましたが、実際に届いたPEラインの感触や質感から「コレなら大丈夫‼︎」とゆー確信もあり今回の釣行で試してみるコトにしたワケです♫

実際にキャスト、アクション、そして魚を獲るまで不安感は拭ませんでしたが、それらを全てこなし、さらに何度かの根掛かりとの対峙(笑)を経てこのラインは十分信頼できると感じました。
今回の釣行、それも磯替え後は岩礁や海藻などのストラクチャーが結構エグい場所でしたが、根掛かり以外のラインブレイクも無くグッドサイズのアコウ(キジハタ)との2度にわたる対峙でも不安を感じるコトなく全力ファイトで獲るコトが出来たので信頼性大幅UPです♫

後からラインの太さと強度のみ聞いたんですが、
■8本撚り⇒約17LB(7.7kg)
■13本撚り⇒約22LB(10kg)
■16本撚り⇒26LB(12kg)
…とのコト(16本撚りは今回未使用)

唯一気になったのは同じ1号でも撚り数によって太さに差異が出てしまう点。

よつあみのPEラインについては太さに関して「(社)日本釣用品工業会釣糸部会制定のPE糸の太さ標準規格」に準じており、「◯◯号なのに明らかに太い」と言ったコトが無く、信頼性に長けています。
PEラインはその構造(製法)上、ナイロンやフロロと違って均一な太さを出しにくい部分があるのは重々承知しています…が多くのアングラーがその強度や太さを重視され、「PEラインの号数と実際の太さに関する問題」を強く意識されてるコトは間違いないので各ラインメーカーさんはそれを念頭に企画・制作して頂きたいなと思います^ ^

なお、今回のサンプルにおける太さの差異に関する違和感については紹介して下さったメーカーさんを通じて先方にもお伝えしております。

他にも細かい点が気になったりしてはいるのですが、何はともあれ今は使い込むだけですね^ ^







今期の山陰根魚ゲームは若干低調な推移を辿っている様子。
シーズン序盤(5月末頃)は「良いサイズが出た‼︎」なんてハナシもあったんですが、それはシーズン序盤特有の現象でワタシが重視するのはそれ以降の推移。
その推移が低調気味だったので少し心配しておりました。

…が、6月末(今は7月だけど)頃から徐々に状況改善のハナシが出始めました♫
例年なら産卵が絡むタイミングで口を使わなくなるんだけど、それが先延ばしになってるカンジを受けます。

隠岐に関してはその魚影の濃さから秋までイイ感じに釣れ続けると思いますので興味のある方は是非チャレンジしてみて下さい♫
言うまでもなく夏場はオニのよーに暑いので熱中症対策&日焼け対策を万全に‼︎

…個人的には四国や九州への遠征もオススメです^ ^



さて、次はいつ…ってか既に「次」に行ってますので早急にブログ化したいと思います。








【タックルデータ】

■ロッド:ゼナック スナイプS86XXロングキャスト(RGガイドモデル)
■リール:ダイワ 13セルテート3012H
■ライン:メーカー不明 謎のPE(サンプル) 1号(8本撚り)
■リーダー:エックスブレイド アップGリーダーM2 24LB(6号)


■ロッド:ゼナック スナイプS86XXロングキャスト(RGガイドモデル)
■リール:ダイワ 19セルテートLT4000-CXH
■ライン:メーカー不明 謎のPE(サンプル) 1号(13本撚り)
■リーダー:エックスブレイド アップGリーダーM2 24LB(6号)


■リグ:マグバイト バサロHD 40g/60g
■リグ:マグバイト バサロヘッド 35g


■ワーム:マグバイト プルグラブ3.8インチ
■ワーム:マグバイト タコ足一本3.5インチ
■ワーム:フィッシュアロー フラッシュJシャッド4インチプラスSW
■ワーム : フィッシュアロー フラッシュJ4インチSW


■アイウェア:コンキーカスタムグラス工房 TAKAAKI ITOモデル「SPX103HM」
■アイウェア:コンキーグラスカスタム工房 TAKAAKI ITOモデル「SPX131HMM BLUE」







tag : 根魚釣行釣行記

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バンダナ伊藤

Author:バンダナ伊藤
釣行記、サポートメーカー情報、山菜採りなどを不定期でUPします(≧∀≦)

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