島根半島「ほぼ」横断釣行(釣行記)
2020年11月1日に釣友のセトコージさんと共に山陰入りしておりました。
ホントは一人行くつもりで某エリアの情報を得る為にセトコージさんに連絡をとったトコロ、そこからハナシが膨らんで一緒に行くコトになったワケでございます^^
前の日から島根半島入りして半島の東エリアにて暗い内はアジ、朝マズメはサゴシ(サワラ)を狙い、完全に陽が昇ってからは根魚ゲームを…とゆーのが今回のプラン。
セトコージさんはこのエリアに何度も釣行しておりますが、今回の磯は初めてとのコト。
島根県にアカハタが生息する大きな要因の一つに海水温の上昇が挙げられます。
…いやいや、ワタシはアコウ(キジハタ)ゲームがしたいだけなんですケド…
せっかくなら「二兎を追いかける作戦」をしてみよーじゃないかと言うセトコージさんの口車にガッツリ乗せられたワケです。ハイ。
10/31午後9時半にセトコージさん宅を出発して尾道松江道(やまなみ街道)を北上、途中から山陰道に入り、松江だんだん道路を経由して国道431号線へ。
そこから中海の北側を東に向けて車を走らせ、境水道大橋付近で県道2号線に入ってさらに東進、島根半島の東端に位置するである美保関に到着します。
美保関エリア付近に到着して先ず驚いたのは「人の多さ」
境水道大橋周辺の道路端には投竿があちこちに置いてあり、恐らく…ですがカレイでも狙っておられるものと思われます。
そして目的地周辺にも多くの車とアングラーさんの姿アリ。
どうやら場所取りをされている模様。
朝マズメ1〜2時間前なら場所取り合戦があってもおかしくないって思ってましたが、まさか前日の晩レベルで場所取りが始まっているとは…恐るべし。
暗い内は近くでアジメバ調査を兼ねたランガンを考えてましたが、それやってたら朝イチのサゴシ(サワラ)はキャストすらままならないスポット、もしくは全然見当違いの場所での釣りを強いられる可能性「極大」
そして、とりあえず的にアジを狙ってみたんだけど、反応ゼロ(爆)
このまま朝まで釣りし続ける気も失せたんで朝マズメ1時間前まで仮眠、起きた時点で人いっぱいだったらその場での釣りは諦めてどっかキャスト出来そーなスポットを探そうとゆーコトになり車の中でグースカピー。
午前5時のアラームで目が覚め、周囲を見てみると何とか2人並んでキャスト出来そうなスペースがあったのでそこにIN。
ひときわ目立つ中国地方最高峰の大山を見ながらの釣りは中々オツだったりします♪
そっから朝マズメの一番良いであろう時間、ひたすらジグをキャストし続けた結果「セトコージさんサゴシ1ぴき・ワタシはエソ様1ぴき」で終了(爆)
そっから朝マズメの一番良いであろう時間、ひたすらジグをキャストし続けた結果「セトコージさんサゴシ1ぴき・ワタシはエソ様1ぴき」で終了(爆)
我々が立ってた波止には10名近くのアングラーが居ましたが上がったサゴシは5ぴき。
情報では1人5匹だったよーな…
また、時折サワラサイズも混じるハズなのに…
デカアジもそこそこ釣れててホクホクになってる画が浮かんでたのに…
………。
完全に世が明け、ココに長居しても意味ナシ番長だと悟った我々はその場を後にして西へと車を走らせます…
元々ワタシがアコウ(キジハタ)を狙いに行こうと思ってたエリアは平田市方面。
心配してた風と波は大したコト無さそうなので是非とも行ってみたいトコロ。
そこでセトコージさんが状況確認してくれたんですが、朝の時点でまあまあ人が入ってる様子。
それならば一つの区切りとなる正午まで待ち、先行者の方と入れ替わるカタチで入釣した方が良いだろうとゆーハナシになりました。
何人かアングラーが居られる場合、ある程度の確率で昼上がりされる場合が多いのでそれを期待したワケです♫
正午まではまだまだ時間があるので海沿いをのんびりまったり車を走らせつつ、気になる港があれば立ち寄って、釣りが出来そうならキャストしてみるコトに。
…それにしてもアングラーさんが多い…
車からすぐのスポットならまだ話は分かるのですが、かなり歩くであろう地磯の先端や、かなりの急勾配を登り降りするスポットにもアングラーさんの姿が見えます。
そしてそこに至るであろう道の出発点付近には何台も車が停めてあります。
アングラーさんの挙動を見てる限りエギングだと思うんだけど、最近のエギンガーさんの情熱にはただただ頭が下がります。
ちなみに我々、離れた地磯へ歩いて行く気は全くナッシング(爆)
ガチで釣りに来たのであれば長時間の歩きもプチロッククライミングも何でもござれ‼︎なんだけど、今回は楽にサゴシ(あわよくばサワラ)を釣って、アジ釣って、最後は根魚釣って…って考えてるんで
「安・近・単」が今回のキーワード(笑)
一応「安・近・単」を補足しておくと
「安」全に「近」くで簡「単」に釣れる…です^^
まぁこんな邪な考えしてるからバチが当たって思うようなゲーム展開が出来てないとも言えますな…
半分寝ボケた状態で西への移動を続けるワタシ達。
とある港のとある河川の河口で「アジメバタックルでハゼ釣ろう♫」とゆーハナシになって早速ゲームスタート。
セトコージさんはジグヘッド単体、ワタシは事前にリグってたキャロでそれぞれ探りを入れます。
んで明確なバイトはあるんだけどコレが全然ノらない…
明らかにハゼからのコンタクトだと思うんだけど、まーこれがノらないこと。
躍起になって河口域でキャストを続けてると、我々が立ってる護岸よりもチョイ下流でライズが発生‼︎
魚のサイズは小さそうだけどあちこちでパシャパシャやってますわ。
「アジに違いない♪」
と思ったワタシ達はライズに向けてキャスト開始。
即バイトするも即フックオフ…
それを何度か繰り返す中でお互いに「アジじゃないな」と思い始めてきました。
そしてようやくキャッチに成功‼︎
セイゴ、それもヒラセイゴですわ♫
ジグヘッドは「マグバイト・くるくるジグヘッド」
くるくるジグヘッドは極小のブレードが標準装備されたライトゲーム用ジグヘッド。
ゆっくりタダ巻きするだけでもブレードがしっかり動いてフラッシング!!
「ライズの発生=何かしらのベイトを追っている」
そう判断した瞬間に思い浮かんだのがこのくるくるジグヘッドだったんですがその閃きは正解だったよーです^^
…でこのヒラセイゴ君、到底キープ出来るようなサイズではないのですが、ガンガンアタってくるので何気に楽しいっす^^
せっかく(のプチライズ遭遇)なので色々なルアーを試して反応を見てみるコトに。
「マグバイト・ステッパージグヘッド」
正体がヒラセイゴと分かった時点でダートアクションが効くと確信したんで「くるくる」から「ステッパー」にチェンジ。
予想通りガンガンバイトしてくるんですが、まぁ食うのが下手ってゆーかなんとゆーか…
キャッチ数も多いですが、ミスバイト数も多い…
そこでフックの数が多いヤツにチェンジ。
「フィッシュアロー・ミニフラッシュバイブヘッド」
独特の形状を持ったジグヘッド(?)でその名の通りバイブレーションします。
フラッシュJ1インチSWと組み合わせるコトで真価を発揮!!
ジグヘッド単体ではミスバイトが連発したんでトレブルフックが2つ付いてるミニフラッシュバイブヘッドなら良いかなー?って思ったんだけどこれも「アリ」でした♪
続いてはプラッギングで攻めてみるコトに。
これまでの状況からリアクションバイト誘発作戦が良いと確信したワタシ、
「ラッキークラフト×ファイブコア・ストリームドライブ45CB」をキャスト。
軽いトゥイッチを入れて反応を見てみるとストリームドライブにもぐれついてくるヒラセイゴ達が偏光グラス越しに確認出来ます‼︎
(もぐれつく⇒じゃれつくとゆーイミの広島弁)
…で、その内の1匹が見事なフッキング♫
サイズは相変わらずですが、大好きなプラッギングでヒットに持ち込めるとマジで嬉しいっす♪
コレに気を良くしたワタクシ、お次はカラーチェンジしてキャスト。
釣れない…ワケはなくガンガンもぐれついてきますわ^ ^
釣れない…ワケはなくガンガンもぐれついてきますわ^ ^
…よーするに「何でも良い状態」にあるワケなんだけど、そんな中でも動かし方のキモは存在しており、そのキモを外すとチェイスだけで終わってしまいます。
また、河口域だけあって流れが刻々と変化します。
その流れの向きや強弱でルアーへの反応やライズの発生状況に変化生じます。
それらを気極めつつキャストするとまー面白いよーにヒットしますわ♫
何でもかんでも難しく考える必要はないと思いますが、ほんの少しだけ考えながら釣りするだけで見つかるモノって意外と多かったりします♫
セトコージさんは一足早く車に戻ったんだけど、ワタシがずっと釣りしてるもんだからしびれを切らして再度登場。
ワタシのルアーケースを見て手に取ったのは
「ラッキークラフト×ファイブコア・ビーストレート48CB」
ビーストレート48CBは超絶ローテンションでもクルクル回るABS樹脂製プロペラ「プラペラ」を採用したダブルスゥイッシャーでございます。
もっと細かく言わせて頂くと時計回りと反時計回りそれぞれペラを前後に配置してペラの回転による泳ぎの偏りを相殺した完全I字系ダブルスゥイッシャーになります。
「コレ投げてみ」とビーストレートを渡されてキャストしたら水面を割ってのバイトが連発‼︎
最初はSS(スローシンキング)を使ってたんだけど、トップで出るのが分かってからはF(フローティング)にチェンジ。
そしたらコッチのほうが良い反応♫
少し強めにショートジャークを入れると水面にペラスプラッシュが発生。
それを繰り返すとスプラッシュによる水面の飛沫と音に反応したヒラセイゴ(マルセイゴも少々)がチェイス&バイト‼︎
楽しすぎる♪
…とはいえ、そろそろ移動しないといけませんな。
プラッギングで十二分に楽しませて頂き、最後はワタシの目に留まった
プラッギングで十二分に楽しませて頂き、最後はワタシの目に留まった
「フィッシュアロー・フラッシュJシャッド1インチSW」
軽いトゥイッチ&フォールでコンっ!!
結局のトコロ、ヒラセイゴのライズを発生させたのは非常に小さなベイトフィッシュだと判明。
種類までは分かりませんでしたが(爆)
種類までは分かりませんでしたが(爆)
サイズはともかくとして文字通りの入れ食い状態を体験し、下がる一方だったテンションは一気に急上昇!!
この勢いを維持しつつ、さらに進路を西へ向けて車を走らせます。
ココに至るまでにもいくつかの港を見て回ったんだけど…割愛します(笑)
そして島根県は平田市エリアに到着。
この日最後のターゲットはアコウ(キジハタ)でございます^^
時間は正午を過ぎたものの、撤退されたアングラーさんはほとんどいない様子。
それでも入釣可能な磯があったのでそこにエントリーします。
セトコージさんはこのエリアに何度も釣行しておりますが、今回の磯は初めてとのコト。
もちろんワタシも初のエリアです。
こうした「初エリア」ってのはドキドキ&ワクワク感が半端ないっす♪
入釣した磯は少々立ち位置の確保に手間取るよーな急勾配の磯。
水深はさほど深くはないですが、アコウ(キジハタ)を釣るのに不利になるほど浅くはありませぬ。
…秋はかなりのシャローエリアにもアコウ(キジハタ)が入っている場合が多いので不安は一切感じませんでしたね^ ^
「釣るコト」だけを考えたら100%釣る自信と確信があるんだけど、その中にナイスサイズ含まれるかについては全くの未知数。
それを解き明かしていくのがこのゲームの楽しみの一つだったりします♫
まずは各々の得意とするリグをキャスト。
ワタシは「マグバイト・バサロHD」によるスイミングメソッドを展開、セトコージさんはジグヘッドでアプローチ。
…で、速攻で釣れるとゆー♪
ワームは「フィッシュアロー・フラッシュJシャッド3インチ」
サイズはリリースサイズではありますが、いきなりのヒットでホクホクでございます♪
因みにセトコージさんも速攻でアコウ(キジハタ)を釣っております。
非常に良い反応で2人とも連発です^^
少し沖に大きな瀬があり、その付近でバイトが集中するんだけど根掛かりも集中(笑)
ワタシも途中でジグヘッド(バサロヘッド)にチェンジしたんだけど、速攻で根掛かったんで根掛かり回避率に長けたバサロHDに戻してゲームを展開しております。
「島根県でアカハタが釣れる」
数年前より仲間内でこのハナシがちらほら出るようになりました。
初めて自身の目で確認した島根県のアカハタは10数cmの非常に小さなアカハタで当時は「死滅回遊魚」だと思っていました。
しかしながら、アカハタ捕獲のハナシは年を追う毎に増え続け、またサイズも大きく成長。
「死滅回遊魚ではなく、完全に冬を越している」
そして2020年、サイズはさらに大きくなってルアーを活発に追うようになってきました。
四国や九州で釣れるアカハタのサイズにはまだまだ及ばず…ですが、もう数年したら…♪
島根県にアカハタが生息する大きな要因の一つに海水温の上昇が挙げられます。
海水温上昇の原因やそれに伴う生態系への影響についてココで論じるつもりは一切ありませぬ。
島根山陰エリアでは水温の上昇によるであろう影響によってアイナメのように確実に釣れなくなった魚もいます。
ただ、アカハタが釣れるようになってきたコトに関しては根魚アングラーとして嬉しく思っているのも事実です。
しかしまあ良く釣れますわ♪
このサイズでも十分美味しいんだけど…リリースです。
最大サイズは35cm…にチョイ満たないサイズ。
この1匹だけお土産としてキープさせて頂き、後は大きくなって再度出会えることを願いつつリリースです。
この1匹だけお土産としてキープさせて頂き、後は大きくなって再度出会えることを願いつつリリースです。
何はともあれ、ワタシ個人としては数多くの根魚たちと出会えたんでホックホク♪
ゲームエンドは午後5時過ぎ。
前日からの島根入りにつきセトコージさんと共に「へらちょんぺ」になりましたが丸一日ガッツリ楽しませて頂きました!!
島根山陰エリアのアコウ(キジハタ)はそろそろ終盤戦といって差し支えないタイミングになりました。
…とはいえ、過去にも11月に爆釣を経験していますので海況さえ良ければまだまだイケます。
今回根魚ゲームで入釣した磯は非常に感触が良く、自身未踏のエリアばかりなのでまたタイミングを見て行ってみようと思います。
さて、次は…岩国沖サワラゲームやな♪
【タックルデータ(根魚ゲーム)】
■ロッド:ゼナック スナイプS86XXロングキャスト(RGガイドモデル)
■リール:ダイワ 19セルテートLT4000CXH
■ライン:よつあみ リアルスポーツGソウルアップグレードPE・X8 1.0号
■リーダー:よつあみ ガリスFCアブソーバーアンフィニ スリム&ストロング 28LB
■リグ:マグバイト バサロHD 30g
■ワーム:マグバイト スナッチバイトシュリンプ4インチ
■ワーム:フィッシュアロー フラッシュJシャッド3インチ
■アイウェア:コンキーカスタムグラス工房 TAKAAKI ITOモデル
(レンズ:コンベックス ポラウイングSPX103CR シューターグリーン)
(フレーム:オークリー クロスリンクゼロ)
【タックルデータ(ライトゲーム)】
■ロッド:ブリーデン グラマーロックフィッシュGRF-TR83PEスペシャル
■リール:ダイワ 16セルテート2004
■ライン:よつあみ 鯛ラバーカスタムPE ボーンラッシュWX8 0.5号
■リーダー:クレハ シーガーエース 1.75号
■ジグヘッド:マグバイト くるくるジグヘッド
■ジグヘッド:マグバイト ステッパージグヘッド
■ジグヘッド:フィッシュアロー ミニフラッシュバイブヘッド
■ワーム:マグバイト ブーティーシェイク
■ワーム:フィッシュアロー フラッシュJシャッド1インチSW
■ワーム:フィッシュアロー フラッシュJ1インチSW
■プラグ:ラッキークラフト×ファイブコア FCTストリームドライブ45CB
■プラグ:ラッキークラフト×ファイブコア FCTビーストレート48F/SS
■アイウェア:コンキーグラスカスタム工房 TAKAAKI ITOモデル
(レンズ:コンベックス ポラウイングSPX151 ディープグレイ88ハードマルチシルバーミラー)
(フレーム:オークリー クロスリンクゼロ)