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2024初釣行(釣行記)

2024年1月6日(土)に2024年の初釣行に行ってきました。
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行き先は「三隅火電波止」



冬季の三隅火電波止は我々が「夜の部」と呼称する午後9時までの夜間渡船が実施されます。
メインターゲットはアジやメバル、そして1月中旬以降はヤリイカ(テナシイカ)の回遊が始まる「予定」
荒れ気味の時は夕マズメにシーバスも狙えますし、イワシなどのベイトフィッシュが多数接岸していれば青物やサゴシなどもターゲットになります。
…ただ、ターゲットを広げると荷物が多くなるのでワタシは基本的にアジメバタックルメイン。
ヤリイカ情報があればそれにイカタックルを追加する位ですね。



渡船は「中本渡船」「辰丸渡船」の2つがあり、いずれも三隅火電波止のたもとにある「古湊漁港」から出港します。

火電波止までの料金はお一人2500円
火電波止以外にも「東波止」という沖波止も存在しており、そちらはお一人1500円で渡してもらえます。
東波止に関して、以前はメバルが良く釣れてたので夜の部での東波止釣行を頻繁に行なってましたが、最近はメバルの釣果が激減しており、数年単位で東波止での夜の部釣行は控えております。
…そろそろ状況確認しておかなければ…とは思ってるんですが、重くなった腰は中々上がりませぬ(汗)
ちなみに中本渡船さんでは無料で氷をもらえます。
釣行前は最低限の氷をクーラーに入れて身軽にしておき、魚がたくさん釣れた時には帰りに氷を補充させてもらうのが良いですね^^




基本的に単独釣行の多いワタシですが、今回は弟子の土居さんと初めてご一緒させて頂く河合さんとのスリーマンセル釣行となっております。











河合さんは広島大学水産学部の助教。
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約2年前より、とあるプロジェクトでワタシにコンタクトを取ってこられ、以後そのプロジェクトに協力をさせて頂いております。
以前から「どこかでお会いして…」とゆーハナシになってはいたのですが、今回三隅火電波止夜の部にて初めてご一緒させて頂くコトに相成ったワケです^^

ちなみに2022年11月~2023年3月にかけては南極での「第64次南極地域観測夏隊」に参加、南極で釣りされてます。
南極は条約によって生物や足元に転がっている石コロ一つでさえ採取や持ち帰りが厳しく制限されており、趣味や娯楽での釣りなんてもってのほか!!
調査研究の一環として釣りをされてたワケですが、それにしても羨ましい限りです^^

その模様はユーチューブ動画でもご覧頂けますので興味のある方は是非!!




今回の三隅釣行はアジメバを釣るコトも重要ですが、同時に河合さんから直接プロジェクトの詳細や南極釣行の模様などをお聞きするコトを非常に楽しみにしておりました♪











火電波止へは午後4時前に渡っています。
少し早めに行き、場所の確保と明るい内のエリアチェック等を済ませます。
状況が良ければ明るい内からでも良型アジが連発…なんてコトもありますが、ここ数年そういった経験はありませぬ…

河合さんからプロジェクトの詳細や南極釣行のハナシをお聞きしつつ、時が来るのを待ちます。
南極釣行に関しては前もって動画を拝見していたので大体のイメージは分かってたつもりですが、本人にお聞きするとそれ以上の情報とウラ話も盛り沢山でメチャ楽しかったです♪




ワタシが関与しているプロジェクトの詳細についてはオフレコではないと「思う」のですが、その辺の周知をしても良いのか聞いてませんのでまた別の機会にでも。

ただ、昨年の秋に島根半島は鷺浦エリアで開催されたアコウ(キジハタ)の祭典「ロッキン3ファントムカップ」では参加者の皆さんにもプロジェクトへのご協力をお願いすると同時にワタシが語れる範囲ではありますが内容をお話をさせて頂いております。



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そして太陽が水平線に隠れ、周囲が暗くなり始めると共にゲームスタートです。


年末釣行の際は小サバの猛襲に翻弄されたので今回も早い段階から小サバ襲来を予想してたんですが、開始しばらくは小サバはおろかアジの反応もナシ。
それでも河合さんがアジを捕獲し「いよいよか?」と思ったものの以後反応ナッシング…

そこで足元の波止際スレスレを平行にトレースしてみると良いサイズのメバルがパタパタっとヒット♪
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ジグヘッドはマグバイトのステッパージグヘッド1.5g、ワームはマグバイトのチャッキー1.8インチ・クリアホロ
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ゲームスタート直後は素早い状況把握の為に集魚性能に長けたバークレイのGULP!シリーズやエコギアのエコギアアクアシリーズを多用する場合が多いのですが、いずれも透明度の高いカラーが存在しません。
それでも抜群の集魚性能がカラーの制約を打ち破るに十分過ぎるアドバンテージをもたらしてくれます。
…が、その集魚性能よりもカラーを重視するシーンは確実にありますし、今回と前回の釣行がまさにそれでした。

カラーはクリア系、それも透明度の高いカラーが圧倒的に強くてメバルもアジも小サバ(笑)もほぼ全てクリアホロで獲っています。



周囲が闇に飲み込まれてから小サバの回遊が始まり、それに翻弄されながらアジのヒットパターンを3人で模索しますが釣れない…
メバルも夕マズメの一瞬だけ高活性になったのみ。
良いサイズのメバルがおり、ライズも時折発生するので手を変え品を変え狙うもほぼ無反応。
バイトがあっても一瞬でフックアウトするし。

風は時間を追う毎に強くなってきましたが、背後(外洋から)からの風だったので内向きでゲームを展開している我々にとっては軽量リグの飛距離が伸びる+風によるラインメンディングの難しさも軽微だったのは幸いでした。

アジ狙いに関して、最近はフロートリグが活躍する場面が多かったのですが、今回に限っては軽量ジグヘッド単体を風に乗せて可能な限り遠投、そのフォールでバイトするパターンでした。

ワタシがアジ狙いで使用したジグヘッドはマグバイトのアジキラージグヘッド貫の1.0g~1.3g、ワームはスタン2インチのクリアホロとなります。
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小サバのヒットも多いですが、それでも確実にアジがヒットするシーンが増えてきました。
…ってそれに気付いたの午後8時を回った頃なんですけど。

各自パターンに気が付き「ココから巻き返しだ!!」と思いつつ時間を見たら終了時刻5分前(汗)
あまりに集中し過ぎて時間を忘れてしまいましたわ。
回収の船が動き出してたので慌ててタックルを片し、後ろ髪を引かれる思いで船に乗り込みましたとさ。

終盤は波止の一部に波しぶきが打ちあがり、波しぶきがかかる状況。
7日・8日も休みなので今回の答え合わせを…と思ってたんですが、この状況は渡船NGになりそう。
(実際に7日・8日は渡船中止になってしまいました)
風が正面や真横ではなかったのは幸いですが、それでもまあまあタフな状況でしたわ。
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釣果自体は「寂しい…」の一言に尽きるのですが、状況の悪い中で試行錯誤を続けてある程度のパターンを見出せたのでゲーム展開としては十分です^^
ただ、もっと早くパターンを見出せてたら…とはこのブログ書いてる最中も思ってます。

まだまだ経験値が不足してますので今後も釣行を重ねてレベルアップしていこうと思います♪



釣行後は浜田市内まで戻ってすき家で晩御飯ミーティング^^
今回の釣行に関しての答え合わせや次回釣行に向けての情報交換、河合さんの南極バナシ第二部に華を咲かせます。

ワタシの良い意味での偏見なんですが、頭の良い人は頭の回転も速くて話をするのが上手いし、聞き上手である場合が多いです。
河合さんがまさにそれで、またまた時間を忘れて話し込んでしまい気が付けば日付が変わる寸前。
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいますわ。



ちなみに皆さん、南極で釣りする機会があったら「赤く染めたイカ」を必ず持って行って下さいね(笑)
あと、南極までは猛烈に時化るコトで有名なエリアを航海しますのでマーライオンになる方は結構地獄だそーです(笑)




今回の釣行は釣果だけを見れば「悪い」と判断できますが、狙いのターゲットに近づくまでのプロセスやパターンの構築、前後のお話などトータルで見れば普段の釣行よりも数段楽しく過ごせました。

一人闇の中でブツブツ言いながら釣りもアリですが、今回のような釣りもアリですね^^



河合さん、土居さん、また三隅火電波止リベンジ行きましょう!!









【タックルデータ】

◆◇ジグヘッド単体◇◆
■ロッド:ジャストエース ファンクスターマグナムFS-682MG-T
■リール:ダイワ 21カルディアFC LT2000S-H
■ライン:Xブレイド アップグレードX8ペンタグラム 0.5号
■リーダー:クレハ シーガーエース1.75号
■ジグヘッド:マグバイト ステッパージグヘッド1.5g
■ジグヘッド:マグバイト アジキラージグヘッド貫1.0g~1.3g

◆◇フロートリグ◇◆
■ロッド:シマノ ソアレTTアジングS74L-S
■リール:ダイワ 16セルテート2004
■ライン:Xブレイド アップグレードX8ペンタグラム 0.5号
■リーダー:クレハ シーガーエース1.75号
■リグ:コアキャロシステム
■フロート:アルカジックジャパン シャローフリークF10.5g
■ジグヘッド:マグバイト アジキラージグヘッド貫0.6g


■ワーム:マグバイト チャッキー1.8インチ
■ワーム:マグバイト スタン2.0インチ

■アイウェア:コンキーグラス工房 ナイトレンズ(プロトモデル)


tag : 釣行記アジメバ

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