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闇ヲ徘徊ス ーやみをはイカいすー 其ノ壱・其ノ弐(釣行記)

2024年2月3日にテナシイカ(ヤリイカ) を狙って山陰入りしておりました。
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ちなみに前の週は三隅火電波止にてイカ調査したものの不発…

「まだ早いのか?」と思ってたんだけど、その後の数日でイカ情報がポンポン聞こえてきました。
その情報の出かたや釣果などから「それなりの群れが接岸し始めたな」と判断。
当日の天候&海況は若干ビミョーだったんだけど、思い切って行ってみるコトにしました。












【其ノ壱】





今回向かったのは「大田〜温泉津方面」

実家のある三次市から最も近い島根山陰エリアであり、通い慣れたエリアでもあります。











なお、具体的なエリアの言及に関しては割愛させて頂きますのでご了承下さい。

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ブログ内の風景写真に関しましてもエリアチェックの際に「良い風景だな♫」と感じて撮っただけです(笑)




釣り人が集中するコトに端を発するトラブル話は悲しいコトですが頻繁に見聞きしています。
特に岸からのイカ釣りに関してはイカの種類を問わずトラブル話が多いように感じますね。
なので無用なトラブルを避ける意味でも具体的なエリアの言及は避けさせて頂きます。

まぁ渡船を利用するエリアに関しては渡船屋さんがオッケーなら具体的な場所も明記しますけどね。




ちなみにワタシはそこそこの距離を歩く地磯にエントリーするコトが多いです。


道中は足場が悪かったり、アップダウンが激しかったり…とプチ難所もあるので常に片手は空けておくよーにしています。

そうしたイミで最近は防水リュックを導入しており、非常に重宝しています。
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ワタシはぜナックのドライポーターを愛用。

濡れたモノも気にせず突っ込めるし、逆に濡らしたくないモノを入れるのにもバッチリだし、収納力高いし…で超オススメです♫











少し早く日本海に出て各エリアの状況や海況、風向きなどをチェックしながらドライブします。



ハイシーズンともなれば明るい時間帯から場所取りが発生する実績スポットもあるんですが、今回は特にそうしたコトはありませんでした。

「やっぱまだ早いのか?」

一抹の不安が脳裏をよぎるものの、ダメならダメで一つの有益な情報になるのだから…と予定通り某地磯にエントリーするコトにしました。


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車を降りてから約20分ほど足場の悪いゴロタ場やツルツル滑る岩場を歩き、スポットin。
当然のよーに人はいませぬ。

ココはハイシーズンでも滅多に他の釣り人と出合わない場所であり、もし出会うとすれば高確率で釣友のセトコージさんくらい(笑)

「もしかして彼が来てるかも?」と思ったんですが、思っただけでした(笑)







明るい内にタックル等をセッティングして暗くなるのを待ちます。

予想に反して風は無く、波も非常に穏やか。
イカ釣りをするにはバッチリな状況です♫

「暗くなるまではね」

周囲が暗くなり始めると共に強まる風…
予報では背後からの風なのでさほど影響しないハズなのに横方向からピューピュー吹くではありませぬか。

予報と違うコトに毒づきながらも電気ウキ+エサ巻きスッテの仕掛けを投入‼︎
ウキを眺める釣りはこのテナシイカゲーム以外ほとんどしませんが、ぼんやりウキを眺めるのも中々にオツなもんです^ ^

ウキ釣りタックルと共にエギングタックルも持ってきておりますが投入するのはもう少し後に。



電気ウキの光が海中にフッと消えるか、ウキが浮き上がって海面にパタっと倒れる時こそイカが触ったサイン。
それを今か今かと待ち構えます。

…が時間だけが過ぎていきます…

暗くなると共に強まる風。
イカからの反応もないし、入釣前の各エリアチェックでも釣り人が少なかったコトもあり「まだ早過ぎたか…」とゆー不安だけが大きくなっていきます。



その時、ウキの光に違和感アリ。

ヒット…ではないのですが、波の動きとは明らかに異なる動きを見せたのでとりあえず回収してみるコトに。
イカは…ノってませんわ(笑)

回収したエサ巻きスッテにもカジられた跡もなく「気のせいか?」とも思ったんですが、ウキ釣り仕掛けを投入すると同時にエギングタックルも投入するコトにしました。


ウキを見つめながらエサ巻きエギをシャクってフォール…
そして次のシャクりに重量感‼︎
独特の重量感と小気味の良い引きを味わいつつ…

今季初のテナシイカ(ヤリイカ)ゲッツ♫
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「なんか分かったかも♫」


その後はエサ巻きエギでテナシイカ(ヤリイカ)連発‼︎

群れが小さいせいかパラパラっと釣れてしばし沈黙を繰り返す状況でしたが、ウキ釣りと違ってエギングは「攻める釣り」が展開出来るので楽しいっす^ ^











ワタシが使うエサ巻きエギは墨族の墨族ONBU一択。
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一般的なエサ巻きエギとは異なり、背中にピンが装備されています。
このピンに餌を刺し通して固定するタイプのエサ巻きエギであり、そのホールド性がグーです^ ^



今までヤリイカ用としてリリースされていたのは3.5号のみでしたが、2024年より一回り小さい2.75号が加わりました。
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ライトなタックルで釣りする際や、サイトフィッシングにはバッチリなサイズ感です‼︎
また「少しスレてきたかな?」と感じた時にも使ってみたいですね^^
現時点(2024年2月初旬)でワタシは入手してませんが早急に手に入れたいと思います。

カラーはグロー系が主体であり、ワタシもグロー系のみ愛用しています。

墨族ONBUは先に述べた通り、最初にピンでエサ(鳥のササミ)を固定してからエサの形を整え、最後にステン線でグルグル巻きにして完成。
事前に手持ちのエギ全部にエサをセットしておくと良いですね。











エサに関しては個人的に鳥のササミ一択ですが、人によっては魚の切り身が良いとか、生ハムが良いとか色々あるみたい。
要はある程度匂いがあって身持ちが良いエサならどれでも良いよーな気がします。


ワタシが鳥のササミを使う理由は入手しやすいコトと安価なコト、そして過去にテナシイカ(ヤリイカ)釣りの上手い方に
「なんだかんだ鳥のササミが一番良いと思う」
って聞いていたから。


ちなみに買ってきたままを使おうとしても身が柔らか過ぎるキライがありますので予めエサ巻きエギやエサ巻きスッテのサイズに合わせてササミをカットしつつ、塩をまぶして脱水処理を施しています。
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しっかり脱水すれば腐らないし、まあまあカチカチになって身持ちがよくなるのでエギやスッテにセッティングしやすくなります。

ただし、水分を飛ばして固くなったササミでも、ステン線を巻く時に強く巻いてしまうと簡単に身切れします。
また、キャストを繰り返す内にササミが水分を含んで柔らかくなり、それによってピン&ステン線のホールド性能が低下します。



そうした問題を解消するバンダナ超オススメ対策法がコチラ‼︎
「水切りネットをエサに巻きつける」
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コレが今のトコロ最強‼︎


水切りネットは確かドラッグストアで買ったハズ…(ウロ覚え)
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一度買ったら一生使えるサイズ&枚数です(笑)
ちなみに似たようなタイプならホームセンターや100均にもありそう^^

ネットの目に関しては非常に細かいモノから粗いモノまでありますが「粗過ぎず細か過ぎず」が良いです。

…で色々試して一番良いと感じたのがこの目のサイズ。
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あと、色は透明っぽいヤツが良いですね。
透明タイプでも巻いた直後はネットが目立ちますが、水に馴染ませるとエサと色合いが同化して自然な感じになります。

このネットをエサのサイズにカットして2〜3周強めに巻き、それからエギやスッテに乗せてステン線でキツく巻けばオッケー。

ネットがあるのでかなりキツく巻いても身切れしません。
もし、ネットの前後がハミ出てたら最後にハサミでカットすれば良いカンジに仕上がります。


「エサの形なんて気にしない」と言われる方がおられるかもですが、ワタシが昔から今まで存じ上げているイカ釣りの達人のほぼ全員がエサの巻き方や仕掛けの作り方など細かい部分にまで気を使われる方ばかりでしたのでワタシもそれを見習うよーにしています^^











…海に戻ります。

最初、海側から吹き付けていた風はいつの間にか陸側から吹き付けるよーに。
そして顔に当たる水滴…
キャストした際にリールから発せられる水滴かと思いきや雨ではありませぬか。

これで釣れてなかったらただの「濡れネズミ」ですが、その後も釣れ続けており、雨の到来などさほど気になってません♪
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電気ウキ+餌巻きスッテよりも格段にエサ巻きエギの方にアタリが集中するので途中からウキ釣り仕掛けを回収したままにしてエギングに集中。





墨族ONBUによるエギングですが、キャスト&着水してから15カウントほど数えてから軽くパンパンとシャクリをいれます。

エサ巻きエギは背中にエサを背負っているので強くシャクってもダートするコトはありません。
シャクリはあくまで「ここにエギがありまっせ!!」とゆーアピール。

また、イカ共通の「フォール中にエギを抱いてくる」のはテナシイカ(ヤリイカ)も一緒ですのでシャクリでエギを高く舞い上げてからのフォールで抱かせるワケです。

フォールですが、普段はそのままテンションフォールさせてイカのアタリを感知してアワせます。
が、この日は風が強くてラインが流される&ぶれるのでシャクった後は竿先を海面近くまで倒してからのフリーフォールでエギに不必要な動きが出ないよう注意します。

カウントしながらフォールさせ、任意のカウントまで数えたら再びシャクってフォール…をリピートします。





この時は5カウントほどフォールさせてから再び軽くシャクるパターン。
そのシャクリの際に「ズンッ」とイカがフッキングする瞬間がたまりません♪

「テナシイカ(ヤリイカ)は引かない」

そういう方が多いし、ワタシもアオリイカなどと比較すれば引かない部類のイカだと思います。
…が、独特の重量感と小気味の良い引きは十分に楽しいです^^
良いサイズになれば相応に引きますしね。



そしてひと際重量感のあるイカがヒット!!
「これは間違いなく良いサイズのオスイカですわ♪」とあげてみたら…
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メスのダブルだったとゆー(笑)




その後に再び重量感!!
「またダブルか?」と思ったけど、良い引きをした後に上がってきたのはオスイカでした^^
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このサイズがヒットすると嬉しいですね♪


それにしても墨族ONBU強すぎです!!
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先に述べた通り、ワタシはグロー系のみ複数色所持しております。
そして頻繁にカラーローテーションを行なって「当たりカラー」を見つけるように心がけています。




雨は小雨レベルながらずっと降り続いています…

パタパタっと釣れる時と何もない無音の時が交互に訪れ、無音の時に「そろそろ帰ろうか?」と思いつつ往生際の悪い一投(笑)をしたらヒットするので帰るに帰れない…そんな状況です。




そして再び重量感のあるイカがヒット!!
この日一番の重量感に暗黒磯で一人ヒートアップしてます(爆)

…ん?これは???
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ケンサキイカですわ♪
テナシイカ(ヤリイカ)ゲームをしてると極まれにヒットしてくる嬉しい来訪者。


その後しばらく釣りを続行し、日付が変わる少し前にゲームエンド。
まだまだ釣れると確信してはいましたが、雨足が強まった感じがするし、なにより腹減りました(笑)

「テナシイカ(ヤリイカ)シーズンはまだ始まったばかりだし、また海況の良い時に行けばいいさ♪」

…と思いつつ釣ったイカの墨袋を除去してから袋に入れて磯を後にします。
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いやはや、良いスタートが切れました。

また近い内に…











【其ノ弐】





日曜日(2/4)になりました。

晩は空いてましたので「汽水湖に根魚ゲームでも…」と思ってたんですが、天気予報をチェックしたら日曜の晩も良い海況ではありませんか。



2秒ほど」悩んで再度イカ釣りに行くコトにしました♪



日曜の夕方、再び日本海に。
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プランは昨晩とほぼ同じ。
ただし、ウキ釣りよりもエギングにウエイトを置いたゲーム展開にしております。





ウキ釣りの良いトコロは…

「放置プレイ可能」
「潮の流れが分かる」
「釣れるレンジが分かりやすい」
「眺めてると癒される」

など。

また、エギングよりウキ釣りの方が良く釣れるとゆー状況も多々ありますね。
なのでテナシイカ(ヤリイカ)ゲームには「必ず」エギングタックルとウキ釣りタックルの2タックルを持ち込むようにしています。





太陽が水平線に沈むと同じタイミングでゲームスタート。
海況も天候も昨晩より良いですね^^

風はやはり暗くなると共に吹くようになりましたが、それでも昨日よりはマシ。
何より空には雲の隙間から星が見えており、雨の心配はなさそうです^^




そして読み通りエギにヒットするテナシイカ(ヤリイカ)達…
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釣れるイカはメスがメイン。

基本的に序盤はオスが釣れるコトが多いのですが、今回の2日間に限ってはメスが主体の群れが入ってきてたようです。

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中には良い引きを魅せるオスも♪

釣り方は昨晩とは異なり「表層~中層をスローリトリーブ」でイカがノる状況。

竿先をブレさせないように注意しながらゆっくりリールを巻いていると「ヌーーン」と重みが伝わってくるのでそのままゆっくりアワセ。
ある意味アタリを感知しながらの釣りになりますのでコレはコレで楽しいっす^^
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翌日(2/5)はもちろんお仕事なので長居は出来ませぬ。
ただ、前の晩にパターンを見出していたおかげで良いペースで釣れ続けます。

ウキ釣りタックルは早々にお役御免となり、ひたすら墨族ONBUでテナシイカ(ヤリイカ)をハント。
そして午後11時前にゲームエンド。
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またまた楽しませて頂きました♪
昨晩より1時間ほど実釣時間が短かったものの、数は多く釣れてましたね。



大きな群れが入ってくる「Xデイ」はもう少し後になりそうなカンジですが、海況と入釣のタイミングを見誤りさえしなければ十分楽しいテナシイカ(ヤリイカ)ゲームが堪能できます。



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今回釣ったイカたちは既にお腹の中&お世話になっている方々へのお裾分けでストックゼロになりましたのでまた近い内に…♪




皆様も釣って楽しく食べて美味しいテナシイカ(ヤリイカ)ゲームに是非挑戦してみて下さい!!











【タックルデータ】

■ロッド:ゼナック アソートエスペルト86アキュラ
■リール:ダイワ 13セルテート2506H
■PEライン:ゴーセン PEワイルドジャークエギ0.5号
■リーダー:ダイワ エメラルダスリーダー2.25号
■エギ:墨族 墨族ONBU3.5号
■エサ:鳥のササミ(塩漬け脱水加工)

■アイウェア:コンキーグラス工房 ナイトレンズ(プロトモデル) 




tag : 釣行記イカ釣り

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Author:バンダナ伊藤
釣行記、サポートメーカー情報、山菜採りなどを不定期でUPします(≧∀≦)

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