闇ヲ徘徊ス ーやみをはイカいすー 其ノ参(釣行記)
2024年2月8日(金)の晩に山陰入りしておりました。
週末は海況が悪化する予報&8日の夜は比較的海況が安定する予報だったので急遽出撃を決定したワケです。
…とか何とか言っておきながら、8日は1時間早く退社+前日には釣行準備完了+さらに翌9日は有給休暇を取得しており、準備は万全だったんですけどね(笑)
前述の通り8日は1時間ほど早く退社し、その足で山陰に向け出発。
午後5時半頃には入釣エリア周辺へ、明るい内に地磯まで到着したいので素早く準備をしてゴロタ&ツルツル岩の道程を慎重に進み釣り場に到着します。
少し沖にはマイボートでイカ釣りをされるであろうアングラーの姿が。
一瞬自分がキャストを繰り返すスポットかと思いましたが、それよりも岸寄りに船をアンカー止めされていましたので予定を変更するコトなくポイントINします。
到着したらせっせとタックルを準備してゲームスタートです。
この日はおもったより波…とゆーかウネリがあり、いつもは乾いている足場となる岩も濡れてますわ。
これまでの流れから僅かでも明るいと釣れなかったので焦ることなく、先ずは電気ウキ+餌巻きスッテを投入してイカからの反応と潮の流れをチェックします。
「今夜は潮の流れが早い…」とか「潮の流れと風向きが同調してるのでウキがあっという間に流されますわ…」とか思いながらスマホを見つつウキをチェックしてると…着信アリ。
画面を見ると釣友のセトコージさんからですわ。
「まさか来たのか?」と思ったらその通りでした(笑)
年末からコンタクト取ってないので先ずは新年のご挨拶から始まり、こっちに来るとのコトでしたので釣りをしながら待ってるとセトコージさん到着。
そして2人で釣りをするんですが…
「なんもないっすわー」
そろそろ釣れるハズ…とゆー時間になってもエサ巻きエギにもエサ巻きスッテにも反応ナシ…
「今日はハズレ日か?」
そんなことを話してたらようやくワタシのエギに「テナシイカ(ヤリイカ)」ヒット!!
ここから連チャンモードになれば万々歳なんですが、現実はそう甘くなくて後が続きません。
それからはセトコージさんと共に超単発ながらイカを数ハイ釣ったものの、このペースはさすがに悪すぎですわ。
その後、セトコージさんの釣友が仲間に加わり、3人でイカを狙うも超激シブ状態は続きます…
さらにその後、ワタシ以外はもう少し先の磯まで移動。
再び一人でゲームを展開します。
ワタシはワタシでもう少し岸寄りをチェックしてみようと思い立ち、道具はそのままに単身でプチ移動、キャストを再開します。
そしたら「ズシっ!!」
このサイズが釣れると嬉しいですね♪
このプチ移動先にはイカ入れを持ってきておらず、野ざらし状態になってるイカ達が気になったので戻ったら時を同じくしてセトコージさん達も戻ってきました。
結果は惨敗だった様子…
ワタシと違って翌日(9日)は仕事らしく、この日の状況も加味して撤収するとのコト。
ワタシは先ほどパタパタっとイカが釣れたスポットが気になったのでそっちに移動してた意味リミット(日付変更線前後)まで粘るコトを告げてセトコージさんとはココでお別れ。
セトコージさん達の撤収と共にワタシも前半戦を終了。
タックル達を一旦片してプチ移動、再度店を広げてゲーム再開です!!
移動先では遠投&中層を意識したシャクリ&フォールでパタパタっとイカが釣れては無音の時を迎え、再びパタパタっと釣れる展開。
決して良くない状況ではあるのですが、先ほどより格段に釣れるよーになったので一安心♪
これなら目標数を確保出来そうです^^
これまではメスが圧倒的に多かったのですが、今回はオスがかなり混ざっています。
本来、山陰テナシイカ(ヤリイカ)ゲームは序盤に大型のオスが釣れ、終盤を迎えるにつれメスが釣れる…と推移を辿ります。
そしてオスが数釣れるタイミングで大型の群れがやってくる「Xデイ」が発生。
その時は文字通り入れ乗り状態になり、「1束釣り」と呼ばれる100ハイ越えの釣果を得るコトも可能になります。
2023年は2月8日に「Xデイ」を迎え、その時は1束釣りを達成^^
昨年と同じ日に同じポイントでテナシイカ(ヤリイカ)ゲームを展開しておりますが、今回は苦戦を強いられておりまする。
…でもそろそろ「Xデイ」が来そうな予感…♪
いつしかマイボートのアングラーさんも撤収され、周囲にはワタシ一人。
群れがやってきたら手返し重視で1ハイ1ハイ確実に獲っていく…そんな戦法を展開。
空には星が浮かび、天気自体は良いのですが風は毎度ながら強めに吹いてて、ラインメンディングに若干難儀しています。
そんな中、再びセトコージさんから着信アリ。
でてみるとまだ帰ってない(笑)らしく、某地磯に友達と立ち寄って短時間ながらバタバタッとテナシイカ(ヤリイカ)のオスが釣れた模様。
タダでは帰らんあたり、流石ですわ(笑)
「自分たちは時間なので帰るけど、まだ釣れる状況だし来てみたら?」
…との入電だったのですが、今回は移動せずこのまま粘るコトに。
そして日付変更線を超え、睡魔と空腹に襲われながらゲームを続行。
最後を告げるようにヒットしたケンサキイカと共に目標数超えを達成し、9日午前1時半に納竿としました。
いはやは、苦戦しましたがプチ移動が功を奏して無事にリミットメイク達成です^^
釣ったイカ達は墨袋を除去、その後もう一度海水で洗ってからジップロックにIN
そうすれば墨で汚れるコト無く、フレッシュな見た目を維持できるのでお裾分け先でも大好評♪
何度も書いてますが今回は苦戦を強いられた釣行でした。
しかしながら「Xデイの到来を予感させる状況の変化」を感じ取るコトが出来たのも事実。
また近い内に…
【インフォメーション】
ワタシがアイウェア(偏光グラス)をサポートして頂いている「コンキーグラス工房」からの依頼でナイトゲーム用のグラスをテストしております。
2023年晩秋にコンキーグラス工房よりテスト依頼があり、喜んで参加させて頂きました。
フレームはオークリーのホルブリックを採用しており、このフレームは比較的大きめのフレームで広範囲をカバー。
ワタシがナイトゲームを展開するのは主に冬季。
低温+強風の時が多く、そんな時は冷たい風が目に当たるコトで涙が出て視界が遮られる…そんなシチュエーションが多々あります。
そんな時にはアイウェアで目を保護するのがベスト。
届いたグラスは思ったよりもレンズカラーが濃く、そしてグレー系。
一瞬「ナイトゲームで使えるのか?」と不安になりましたが、実際ローライト時に装着してみてその不安は一蹴されました。
グレー系なので視界が明るく!!なるワケではありません(笑)が、裸眼状態とほぼ変わらない視界が確保されているコトに驚きました。
世間一般ではナイトゲームなどのローライト時には視界が明るくなる「とされる」イエロー系のレンズを採用するのが当たり前になっています。
ワタシも過去に使ったことがあるのですが、全て黄色味がかるあの視界がどうも苦手ですぐに使わなくなった経緯があります。
なのでナイトゲームでは裸眼かクリアレンズかなと思ってたんですが、このグレー系レンズは新たな選択肢をもたらしてくれると同時にワタシにとって必要不可欠なアイウェアになりつつあります。
ナイトゲームと言えども、外灯下や月明かり、ヘッドライトの光などが海面に反射して必要以上の光が目に入ってきます。
このレンズは弱いながら偏光が入ってますのでその余分な光をカットし、クリアな視界を確保。
実際にナイトゲームにおけるライズの発見や水面直下を泳ぐ小さなベイトフィッシュの確認などの視覚情報を普段以上にもたらしてくれました。
そして冷たい風による目へのダメージを大幅に軽減!!
今ではナイトゲーム以外にも車の運転など、普段使いでも愛用させてもらってます♪
ちなみにデイゲームでも十分使えます^^
もちろん光量が強い時は偏光度が高く、光の透過率が低いレンズに軍配はあがります…が、光量が比較的少なくて裸眼時よりもクリアな視界を求めるならばこのレンズは大いにアリです!!
レンズカラーに関して、個人的にはテストしてるグレー系一択でも良いと思っていますが世間一般のニーズや他のテスターさんの意見などを集約し、イエロー系のレンズを含む複数のラインナップが2024年4月を目途にリリースする予定です。
より詳細な情報は後日報告しますのでイエロー系レンズによる色調変化が苦手な方、ナイトゲームからそのまま朝マズメまで一つのグラスで通したい方、逆に夕マズメからナイトゲームに突入される方は要チェックです!!
【タックルデータ】
■ロッド:ゼナック アソートエスペルト86アキュラ
■リール:ダイワ 13セルテート2506H
■PEライン:ゴーセン PEワイルドジャークエギ0.5号
■リーダー:ダイワ エメラルダスリーダー2.25号
■エギ:墨族 墨族ONBU3.5号スローフォール
■エサ:鳥のササミ(塩漬け脱水加工)
■アイウェア:コンキーグラス工房 ナイトレンズ(プロトモデル)
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